マンリョウ |
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【マンリョウについて】 |
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マンリョウ(万両)は、日本、朝鮮半島、中国などが原産のヤブコウジ科ヤブコウジ属の常緑低木です。冬が近づくと、マンリョウのきれいな赤い実が目立つようになります。万両という名前が縁起がいいので、 センリョウ(千両)などとともに正月用の縁起木として江戸時代から親しまれていますが、庭木としてもよく植えられています。 「万両」の名前の由来は、センリョウよりも実が多くつくので見栄えがよいからだと云われています。 【栽培メモ】 庭の半日陰のところに植えていますが、問題なく育っています。また、こぼれダネからあちこちに芽を出しますが、増えすぎて困るというほどにはなっていません。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【マンリョウの概要】 |
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樹高 1mほどになります。 花 7月頃に咲きますが、鑑賞の対象は初冬に赤く色づく果実です。 耐寒性・耐暑性
耐寒性、耐暑性がありますが、北風が当たるような場所は避けるようにします。寒冷地の庭植えには向いてないのかもしれません。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Ardisia・・・・・ギリシャ語の ardis (槍先)が語源です。 crenata・・・・・「円鋸歯状の」(鋸歯状・・・鋸の歯のような) |
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【主な種類と品種】 |
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'宝船' という品種がよく植えられています。そのほか、白い実がつくシロミノマンリョウ、黄色い実がつくキミノマンリョウなどがあります。また、葉に斑の入る品種もあります。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 明るい日陰を好みますので、こうした環境に近い場所を選んで植え付けます。 植え付け マンリョウは、それほど大きくなりませんので庭植えはもちろん、鉢植えでも楽しめます。通常の植えつけは4月ごろが適しています。 もっとも、園芸店やホームセンターなどでは、秋に実の付いた株が売られていますので、これを買って育てることも多いです。鉢植えで販売されていますので、充実した木であれば10月中なら、すぐに庭に植え付けてもかまいません。時期が遅い場合は、翌春まで植え付けを延ばします。 庭に植えるときは、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 鉢植えの用土 赤玉土、鹿沼土、腐葉土(又はバーク堆肥)を等量に混ぜた用土などを使います。 植え場所・置き場所 強い日差しが当たらず、やや湿り気のある明るい日陰を好みますので、こうした環境に近い場所を選んで植え付けます。 鉢植えの場合も、秋から春は半日陰に、夏は明るい日陰に置きます。 植え替え 鉢植えの場合は、株の状況を見て、毎年、もしくは2年に1回行います。時期は4月ごろが適期です。 日常の管理 鉢植えの場合、水切れに注意します。水切れを起こすと、葉先が変色してしまいます。 剪定 マンリョウは枝分かれをせず、枝が上に伸びていきますので、樹形が悪くなったら5月ごろに切り戻しをします。 ふやし方 挿し木で増やすことができます。梅雨のころに鹿沼土などに挿します。また、取り木をして、仕立て直すこともできます。 気が付かないうちに、こぼれダネから芽を出していることもよくあります。 肥料 庭植えの場合は、特に必要ありません。鉢植えの場合は、2月と9月ごろに緩効性の固形肥料を置肥しますが、量は少な目でかまいません。 病気・害虫 特にありません。 |
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