ミレット |
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【ミレットについて】 |
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ミレットというのは、チカラシバ属の雑穀のことですが、園芸として栽培されるのは、主にクロキビの別名で知られるトウジンビエ(Pennisetum glaucum)の園芸品種です。アフリカ産で、耐寒性はチカラシバより劣ることから、通常は、春まき一年草として扱われます。 ところで、チカラシバ((P. alopecuroides)は土手や田の畦などでよく見かけますが、力を入れないと容易には引き抜けないところから力芝という名前が付けられています。 【栽培メモ】 「サカタのタネ」から出ていた‘ジェードプリンセス’という品種を育ててみましたが、発芽は良好、苗の育ちもよく、7月になると猫のしっぽのような花穂が次々と咲き始めました。 ちなみに、チカラシバは、子供の頃から身近に見かけたものの、引き抜こうとした経験がないので、そういう記憶がありませんでした。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ミレットの概要】 |
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草丈 【主な種類と品種】を参照してください。 花 黒や黒紫の穂を出します。 耐寒性・耐暑性
耐暑性は強いですが、耐寒性はありません。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Pennisetum・・・・・ penna(羽毛)+ seta(刺毛)が語源です。 glaucum・・・・・「淡青緑色の」、「帯白色の」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 鉢やプランターに植えた場合は、夏場の水切れに注意します。 タネまき 4月になり、十分に暖かくなってからタネを播きます。耐暑性が強く、成育もよいので、無理に早まきする必要はありません。 覆土は2〜3oにします。‘ジェードプリンセス’を3号ポットに直接まいてみましたが、発芽は良好で、苗の育ちも早く育苗はごく簡単でした。 植え付け ポットの底に根が回ってきたら、庭やプランターなどに定植します。 庭に植える場合は、腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり5〜10Lほど入れて、庭土を深さ30cmほど耕してから植えつけます。 プランターに植える場合は、草丈の低い‘ジェードプリンセス’が適していますが、大型のプランターを使った方が生育がよくなります。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土、あるいは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 株間 25〜30cmほどにします。 植え場所・置き場所 庭に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 鉢に植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。 日常の管理 庭植えの場合は、終わった花の花茎を切り取る程度で、ほとんど手間はかかりません。 鉢やプランターに植えた場合は、夏場の水切れに注意します。 肥料 庭に植えた場合は、やせ地でなければ特に必要ありません。 鉢やプランターに植える場合は、植え付け時に緩効性の化成肥料を元肥として与え、後は、1月ほどしたら2週間に1回程度液肥を与えます。市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、元肥は不要です。 病気・害虫 特にはありません。 |
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