マネッチア

マネッチアの花
写真 マネッチア
撮影時期 2023.7.2
栽培状況 鉢植え

科名

アカネ科

属名

カエンソウ属

学名

Manettia luteorubra

園芸分類

非耐寒性つる性植物

別名

マネッティア、
アラゲカエンソウ

原産地

パラグアイ、ウルグアイ

主な用途

鉢植え

花期

6〜9月

【マネッチアについて】

マネッチアは、南米のパラグアイやウルグアイが原産のアカネ科カエンソウ属の非耐寒性のつる性植物です。園芸店やホームセンターなどにはクリスマスの前に出ることが多いようです。

通常は夏に咲くマネッチアが何故12月ごろに出回るかといえば、この花が派手な色彩をしていることから、イルミネーションで飾られたクリスマスツリーを連想させるのではないかと思われます。自然に育てると開花時期は5月頃からになります。

【栽培メモ】

鉢植えで育てていますが、5月から咲き始め長い間咲き続けています。

【育て方は下へ ↓ 】

【マネッチアの概要】

草丈

園芸店やホームセンターなどアンドン仕立てにした30〜40pほど株が売られていますが、つる性ですので2mほどに伸びるようです。

筒状の花です。長さは2pほどで大きくはありませんが、写真のように花い花で口元だけが黄色という配色が洒落ています。種小名は、この花色に由来します。

マネッチアの花

耐寒性・耐暑性

耐寒性 弱い
耐暑性 強い

耐暑性は強いですが、耐寒性はありません。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら

栽培難易度

※ 1年だけ育てる場合:やさしい

※ 翌年も育てようとする場合:(冬の保温ができれば)比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Manettia・・・・・フィレンツェ植物園の園長だったマネッティ(D.S.Manetti)に因みます。

luteorubra・・・・・ luteus(黄色の)+ rubra「赤い」で、黄赤のという意味です。

【主な種類と品種】

カエンソウ属には100種ほどあるようですが、流通しているのは本種だけのようです。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ ツル性ですので一般的にはアンドン仕立てにして育てます。

※ 寒くなって来たら早めに室内に取り込みます。

植え付け

12月が近くなると園芸店やホームセンターなどに開花株出てきますし、春にも売られていることがあります。耐寒性がないので、鉢植えでの栽培になりますが、つる性ですので一般的にはアンドン仕立てにして育てます。

春に苗を購入した際、植えられている鉢が小さいときはすぐに根詰まりをしますので、一回りか二回りほど大きい鉢に植え付けます。

マネッチアの花

鉢植えの用土

水はけのよい用土にすることが大切で、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜた用土にパーライトを1〜2割ほど入れたものなどを使います。

置き場所

年間を通して日当たりのよい場所に置きます。

植え替え

4月〜5月ごろに植え替えます。必要なら、切り戻しをしておきます。寒い時期に購入した開花株は、そのまま春まで育てて、同じ時期に植え替えます。

日常の管理

生育が非常に旺盛ですので、つるの誘引は早めに行います。摘芯すると枝数が増えて、花芽をつけやすくなります。また、花後に切り戻しをします。

冬の管理

耐寒性が弱いので、寒くなって来たら早めに室内に取り込みます。水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら晴れた日の午前中に水やりをします。

ふやし方

挿し木で増やすことができます。時期は、梅雨時が適期で、10〜15cmほどの挿し穂をつくり、赤玉土やバーミキュライトなどに挿します。

肥料

春から秋の生育期間中は、定期的に緩効性の固形肥料を置肥するか、又は2週間に1回程度液肥を与えます。

病気・害虫

葉が食べられることがあります。また、オンシツコナジラミが発生することがあります。

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