マユハケオモト |
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【マユハケオモトについて】 |
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マユハケオモトは、南アフリカ原産のヒガンバナ科マユハケオモト属の多年草です。秋から晩秋に咲く花が眉刷毛を連想するところから、また、葉がオモトに似ているところからこの名前がついています。 本来は、アルビフロス(H. albiflos)をマユハケオモトと言いますが、プベッセンス(H. albiflos var. pubescens)もよく似た花が咲きますので、こちらもマユハケオモトとして流通しています。 二つを比較すると、アルビフロスが株が小さく10月ごろに花が咲きますが、プベッセンスはより大型で開花時期が遅く11月なって花が咲きます。また、プベッセンスの葉には毛が生えていますが、花茎にも毛が生えています。 なお、マユハケオモト属の中ではハエマンサス・ムルティフロラスと、このマユハケオモトがよく栽培されています。ただし、この二つが同じ属だとは意外な感じがします。 【栽培メモ】 最初は休眠期に水をやって失敗しましたが、その後は、休眠期の水やりを控えにしています。 年間を通じて、あまり日が当たらないところで栽培していますが、特に問題もなく生育していて、花も咲いてくれます。 |
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【マユハケオモトの概要】 |
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草丈 茎はなく、左右対称に葉が出てきます。 花 秋に太くて長い花径が伸びてきて、眉刷毛を連想させる白い花が咲きます。気温の低くなる時期に開花するので、長く咲いてくれます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性は強いとは言えませんが、温暖地では軒下で十分に冬を越せます。また、耐暑性があり、夏場は、直射日光が当たらないところで管理すれば問題ありません。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Haemanthus albiflos 学名の説明 Haemanthus・・・・・ギリシャ語の haem(血、赤)+ anthos(花)が語源です。 albiflos・・・・・「白花の」 pubescens・・・・・「軟毛のある」、「軟毛の」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 年間を通じて雨の当たらない半日陰に、夏は直射日光が当たらない明るい日陰で育てます。 植え付け 夏が休眠期に当たりますので、植え付けは休眠期の8月頃が適期です。庭植えではマユハケオモトに適した環境が維持できないので、鉢での栽培になります。 大きめの鉢に植えると過湿になって生育がよくないので、小さめの鉢に植えつけます。また、深植えにならないよう注意します。 鉢植えの用土 水はけのよいことが条件で、赤玉土、鹿沼土、バーク堆肥(腐葉土)、パーライト(軽石)を3:3:2:2程度に混ぜた用土などを使います。 置き場所 年間を通じて雨の当たらない半日陰に、夏は直射日光が当たらない明るい日陰で育てます。冬場は、日当たりのよい場所でも差し支えありません。 植え替え 順調に育っているときは、子株ができてきますので、鉢が窮屈になって来たら植え替えます。時期は、休眠期の8月が適期です。 鉢から抜いて古い土を落とし、新しい用土で一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢に植えるときは、株分けをして植え替えます。 日常の管理 丈夫な植物で、あまり手間をかけずに栽培できます。大事なことは、過湿にしないことです。 夏の管理 夏は休眠期に当たりますが、明るい日陰で育てると葉が枯れるということはありません。また、ブベッセンスは、休眠という状態にはなりません。 ですので、アルビフロスは、水やりは控えますが、ブベッセンスは乾燥させすぎないよう、時々は軽く水やりをします。 水やりをするときは、葉にかからないようにします。葉に水がかかると傷みやすくなります。 冬の管理 霜に当たると傷みますので、温暖地では、軒下に置いて育てます。水やりは控えめにしますが、乾燥させすぎないよう注意します。寒い地域は、室内に取り込みます。 ふやし方 植え替えのときに、株分けで増やすことができます。 肥料 植え付け、植え替え時に、緩効性の化成肥料を用土に混ぜて植え付けます。後は、生育期間中に、月に1〜2度、液肥を与えます。 病気・害虫 特にはありませんが、休眠期に過湿にすると株が腐ってしまうことがあります。また、ナメクジに葉を食べられることがあります。 |
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