ミチコレンゲ |
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【ミチコレンゲについて】 |
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ミチコレンゲは、オオバオオヤマレンゲ(Magnolia sieboldii subsp. sieboldii)の八重咲き品種です。オオバオオヤマレンゲは朝鮮半島から中国東北部の最南部にかけて自生するモクレン科モクレン属の中木で、中国名を「天女花」といいます。奈良県南部の大峰山などに自生していているオオヤマレンゲ(M. sieboldii subsp. japonica)と比較すると若干耐暑性が強く、日本の低地でも生育がよいとされています。 ミチコレンゲは、オオバオオヤマレンゲより花弁数が多い八重咲き種で、その名前は、上皇后美智子様がお好きな花であることに由来すると言われています。 【栽培メモ】 庭に植えていますが、植えてまだあまり年数が経っていないこともあって生育がゆっくりです。木が小さいうちからよく花を付けています。 |
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【ミチコレンゲの概要】 |
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![]() 樹高 ミチコレンゲは、3〜4mほどになるようです。 花 花径10cmほどの白花が横向きから俯いて咲きます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性があり、オオヤマレンゲと比較すると耐暑性もまずまずです。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Magnolia sieboldii subsp. sieboldii 学名の説明 Magnolia・・・・・フランスの植物学者 Pierre Magnol への献名 sieboldii・・・・・シーボルトへの献名 |
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【主な種類と品種】 |
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オオヤマレンゲの仲間は、そちらをご覧ください。 |


【 育て方 】 −私はこう育てる−
栽培のポイント
※ 台木から芽が出ることがありますので、見つけたら早めに取り除くようにします。
植え付け
秋の落葉後、又は春先の新芽が動き出す前に植えつけます。木が大きくなりますので鉢植えには不向きです。
植え付け場所に、腐葉土(又はバーク堆肥)を十分に混ぜ込んでおきます。
植え場所
耐暑性はありますが、午後は日陰になる家の東側などが適しています。
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日常の管理
極端な乾燥を嫌いますので、夏場など晴天が長く続くときは庭植えでも潅水をします。
通常、ミチコレンゲは接木苗が販売されていますが、接木苗を植え付けた場合、台木から芽が出ることがありますので、見つけたら早めに取り除くようにします。私が買った苗木も芽が出てきました。
剪定
自然に樹形をつくっていきますので、剪定はほとんど必要ありません。
徒長枝を剪定したり、木が大きくなりすぎたために強剪定をする場合は、花後すぐに行います。冬に剪定しても木には悪くはないのですが、旧枝咲きですので冬に剪定すると花芽を切り落とすことになります。切り口には、保護剤を塗っておくようにします。
肥料
やせ地でない限り、肥料を与えなくてもよく育ちます。
病気・害虫
それほど被害を与えるものはありません。



