ミニジャーマンアイリス

ミニジャーマンアイリスの花
写真 サラサーテ
撮影時期 2014.4.11
栽培状況 鉢植え

科名・属名

アヤメ科
アヤメ属

園芸分類

多年草

別名

ドイツアヤメ

原産地

地中海沿岸

用途

庭植え、鉢植え

花期

4〜5月

【ミニジャーマンアイリスについて】

ミニジャーマンアイリスは、そういう名前を持つ固有種があるわけではありません。ジャーマンアイリスの中でも特に草丈の低い品種群を指します。花はやや小さいですが、花径10cmほどで、花色も多彩ですので一般のジャーマンアイリスと比較しても観賞価値が劣るわけではありません。

基本的にジャーマンアイリスと同じように育てることができますが、何よりも草丈が15〜20cmほどですので鉢植えにはぴったりです。

【栽培メモ】

鉢植えで育てていますが、基本的には、一般のジャーマンアイリスと同様の管理で問題はありません。

【ミニジャーマンアイリスの概要】

草丈

15〜20cm程度です。

花色が非常に多彩で、一般のジャーマンアイリスと遜色ないように思います。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 比較的強い

どちらかといえば、夏の涼しいところの方が栽培は楽ですが、耐暑性があり温暖地でも十分に夏を越すことができます。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Iris germania

学名の説明

Iris・・・・・・ギリシャ語の iris(虹)が語源です。

germania・・・・・「ドイツの」

【主な種類と品種】

種苗会社のカタログには、毎年たくさんの品種が出ていますので、好みの色彩の品種が選べます。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

庭植えにするなら、わざわざミニジャーマンアイリスを選ぶ必要性は乏しいと思われますので、ここでは鉢やプランターで育てる場合について記載しています。

植え付け

一般には、秋に苗が販売されていますので、秋に植えつけます。浅植えにするのは一般のジャーマンアイリスと同様です。

ミニジャーマンアイリスの花

鉢植えの用土

赤玉土、鹿沼土、腐葉土を2:2:1程度に混ぜて、苦土石灰を少し入れた用土などを使います。

植え場所・置き場所

日当たりと水はけのよいところを好みますが、夏は半日陰のところ、もしくは、午後に日陰になるようなところに移します。

株間

5〜6号鉢に1球が目安です。

植え替え

2年に1回は植え替えます。時期はは9月下旬から10月中頃が適期で、株分けを兼ねて行います。

日常の管理

乾燥にはたいへん強いですが多湿を嫌いますので、やや乾燥気味に管理することが重要です。

ふやし方

株分けで増やすことができます。

肥料

3月頃に緩効性の化成肥料を少量与える程度にし、多肥は避けるようにします。

病気・害虫

軟腐病にかかったときは、患部を切り捨て、切り口に殺菌剤を塗って植え替えます。

アブラムシは、モザイク病を媒介するので、見つけ次第すぐに駆除します。

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