ミニアイリス |
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【ミニアイリスについて】 |
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ミニアイリスというのは流通名で、そういう固有の植物があるわけではありません。トルコやイラン、イラクなどが原産の草丈が非常に低いアヤメ属のアイリスをひとまとめにしてそう呼んでいます。寒さに強く早春に咲きます。 もっぱら栽培されているのは、レティキュラータですが、それ以外にも、黄色の花が咲くダンフォルディアやヒストリオイデスがよく栽培されています。ダッチアイリスのミニタイプといった感じで、集団で植えると見応えがあります。 【栽培メモ】 ダッチアイリスと同様に育てやすく、よく咲いてくれました。また、開花時期が早く、2月末には咲き始めますのでその点でも魅力があります。 |
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【ミニアイリスの概要】 |
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草丈 10〜15p程度です。 花 (主な種類と品種を参照してください。) 耐寒性・耐暑性
耐寒性が強く、早春に咲きます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Iris spp. 学名の説明 Iris・・・・・ギリシャ語の iris(虹)が語源です。 reticulata・・・・・「網状の」、「網目状の」 danfordiae・・・・・19世紀のイギリスの探検家 G. Danfordに因みます。 histrioides・・・・・(※不詳) |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 過湿を嫌いますので、鉢植えの場合はやや乾燥気味に管理します。 植え付け 庭に植えてもよいですし、草丈が低いので鉢やプランターで育てるのにも向いています。植えつけは、10〜11月が適期です。 酸性土壌を嫌いますので、庭に植える場合は、植えつけ前に苦土石灰を撒いて、庭土とよく混ぜておきます。植える際は、腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて、庭土を深さ20〜30cmほど耕してから植えつけます。 鉢植えの用土 鉢植えの場合は、市販の球根用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 植え付けの深さ
球根の深さは、庭に植える際は3〜5p、鉢植えの場合は2〜3cmほどにします。 株間 庭に植える場合は、5p程度にし、鉢植えは6号鉢に5球程度を目安にします。 植え場所・置き場所 庭に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 鉢やプランターに植える場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。 連作を嫌うので、同じ場所や同じ用土は避けるようにします。 植え替え 庭に植えた場合は、3年くらいは植えっぱなしにできますが、球根が混みあってきたら植え替えます。 鉢やプランターの場合は、毎年、植え替えます。 日常の管理 過湿を嫌いますので、鉢植えの場合はやや乾燥気味に管理します。 花ガラは、早めに取り除いておきます。 冬の管理 耐寒性が強く戸外で冬を越します。鉢やプランターに植えている場合は、水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら晴れた日の午前中に水やりをします。 休眠期の管理 庭に植えている場合は、葉が枯れてきたら休眠期に入りますので、植え替えを予定しているときは、そのころに球根を掘り上げます。掘り上げる時期を失したときは、10月ごろに掘り上げて、すぐに別の場所に植え付けます。 鉢やプランターに植えている場合では、葉が枯れ始めたら水やりを止め、雨のかからない日陰に置いて秋まで保管します。 球根を掘り上げたときは、水洗いして日陰で乾燥させます。球根が乾いたら、分球できるものは球根を分けてネットの袋などに入れて、秋の植え付け時まで保管しておきます。保管場所は、雨の当たらない日陰の風通しのよいところにします。 ふやし方 植え替えの時に分球して増やすことができます。 肥料 庭に植える場合も、鉢やプランターで育てる場合も、植え付け時に緩効性の化成肥料を元肥として与えます。鉢やプランターに育てた場合は、花後に緩効性の固形肥料を追肥として与えます。 病気・害虫 ウイルス病に罹ることがあります。 |
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