ヘミジギア

ヘミジギアの花
写真 ヘミジギア
撮影時期 2017.11.12
栽培状況 鉢植え

科名

シソ科

属名

ヘミジギア属

学名

Hemizygia hybrida

園芸分類

半耐寒性多年草

別名

(特にありません)

原産地

南アフリカ

主な用途

鉢植え

花期

5〜6月、10〜11月

【ヘミジギアについて】

ヘミジギアは、南アフリカ原産のシソ科の半耐寒性の多年草です。昨年(2016年)初めて見かけて購入しましたが、園芸店やホームセンターなどに出回るようになったのは最近のようです。

ヘミジギア属は、南アフリカ原産で約30種ほど自生していますが、流通しているのは、種間交配種で‘マーブルキャンディ’という名前が付いています。ただし、本種は、‘キャンディーキス’という品種と同じではないかと思われます。

この品種は、葉に白い覆輪が入りますので、花が咲いていなくても美しい葉色を楽しめます。また、ピンクの花が美しいだけでなく、花後もピンクの苞が残りますのでとても長い間咲いているように見えます。

【栽培メモ】

鉢植えで育てていますが、夏の高温多湿にも強く、思っていた以上に株が大きくなりました。寒さにさえ気をつければ、育てやすい魅力的な草花と言えます。

【育て方は下へ ↓ 】

【ヘミジギアの概要】

草丈

30〜50cmほどになります。

シソ科によく見られる小さなピンクの花が穂状に咲きます。

ヘミジギアの花

耐寒性・耐暑性

耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い

耐暑性はありますが、寒さにはやや弱いです。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら

栽培難易度

※ 1年だけ育てる場合:やさしい

※ 翌年も育てようとする場合:(寒さに気をつければ)比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Hemizygia・・・・・hemiは「半分」という意味ですが、zygiaは不詳です。

hybrida・・・・・「雑種の」

【主な種類と品種】

‘マーブルキャンディ’という葉に白い覆輪が入る品種が出回っています。花はピンクです。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 過湿にならないように注意します。

※ 花後に切り戻しをして、草姿を整えます。

植え付け

秋になると開花株が園芸店やホームセンターなどに出てきますので、通常は、これを買って育てます。耐寒性が弱いので、鉢での栽培になります。

ポット苗で販売されていることが多いので、この場合は、早めに5号程度の鉢に植え付けます。

置き場所

日当たりのよいところで育てます。‘マーブルキャンディ’は、葉に白の覆輪が入りますので、夏の日差しを嫌うのではないかと思っていましたが、葉焼けすることもなく、日当たりのよいところに置いても特に問題はありませんでした。

ただし、夏の強い西日は避けるようにします。

ヘミジギアの花

鉢植えの用土

市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。

植え替え

成育がよいので、毎年植え替えます。時期は、暖かくなった4月頃が適期です。

日常の管理

過湿にならないように注意します。花後に切り戻しをして、草姿を整えます。

冬の管理

耐寒性がないので、霜の当たらない軒下に置きます。寒さの厳しいときは、室内に取りこんだ方が安全です。

水やりは控えめにして過湿にならないよう注意します。

肥料

春と秋に緩効性の固形肥料を置肥します。液肥を月2回程度与えてもかまいません。

病気・害虫

特にはないようです。

ページのトップに戻ります。このページのトップへ
一覧へ戻ります。一覧に戻ります。