ベッセラ |
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【ベッセラについて】 |
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ベッセラは、メキシコやテキサスが原産のユリ科ベッセラ属の春植え球根で、一般に栽培されているのはメキシコ原産のベッセラ・エレガンスです。あまり栽培されることが少ないですが、花の少ない時期に咲いてくれます。大切に育てると、毎年花が楽しめます。 派手さはないですが、紐のような葉とうつむいて咲く花がとてもユニークです。細い花茎が長く伸びますが、堅いので折れたりすることはほとんどありません。 【栽培メモ】 鉢植えで栽培しましたが、一斉に花が咲くのではなく、7月から少しずつ花が咲いてきました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ベッセラ・エレガンスの概要】 |
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草丈 40〜50pほどのひも状の葉で、上には伸びず、下に垂れ下がります。 花 長く伸びた花茎に先に花径2.5pほどの花が下向きに咲きます。ひとつの花茎に5〜8花程度咲きます。 耐寒性・耐暑性
耐暑性があり丈夫です。秋には葉が枯れて休眠に入ります。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Bessera・・・・・ポーランドの植物学者 Wildbald von Besser に因みます。 elegans・・・・・「優美な」 |
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【主な種類と品種】 |
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「サカタのタネ」などから花色をミックスした球根が売られていました。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 過湿を避け、やや乾燥気味に管理します。 植え付け 4〜5月頃が植えつけの適期です。庭植えもできますが、葉がしだれてきますので、鉢やプランターで育てるのに向いています。 花壇に植える場合は、腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。鉢植えは、深鉢が適当です。 鉢植えの用土 赤玉土とバーク堆肥を7対3程度に混ぜて植えつけましたが、特に問題なく育ちました。バーク堆肥の代わりに腐葉土を使っても、もちろん差し支えありません。 植え付けの深さ 庭植えで深さ8〜10p、鉢植えで5〜6pを目安にします。 植え場所・置き場所 日当たりと水はけのよいところに植え付けます。鉢植えも日当たりのよいところで育てます。 植え替え 植え替えは、4月に分球して植えつけます。分球したときは、10日ほどたって切り口が乾燥してから植えつけます。 株間 花壇に植える場合は10p程度とします。鉢植えの時は7号鉢に5〜6球が目安です。 日常の管理 過湿を避け、やや乾燥気味に管理します。特に、芽が出るまでに多湿にすると球根が腐ることがありますので、注意します。また、夏場も過湿にならないよう注意します。 葉は、いわゆる「葉っぱ」というより細長い紐のようで、長く伸びてます。そのままでは垂れ下がって扱いにくいので、鉢植えの場合は、あんどん仕立てにすると管理が楽です。 休眠期の管理 花壇に植えている場合は、花後の10月初旬ごろに掘り上げて、春まで保管します。 鉢植えも花後は水やりを控え、11月以降は、雨のかからないところで鉢のまま乾燥させて春まで保管します。 肥料 植え付け時と花茎が伸びるときに緩効性の固形肥料を控えめに置肥するか、生育期間中時々液肥を与えます。 病気・害虫 コナジラミがつくことがあります。 |
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