ベニジウム |
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【ベニジウムについて】 |
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ベニジウムは、南アフリカ原産のキク科ベニジウム属の秋まき一年草で、ベニジュームとも表記されます。また、花の中心に、黒褐色の蛇の目模様が入るところから「寒咲き蛇の目菊」とも呼ばれています。 株全体が白っぽい綿毛に覆われていますので、花が咲いていなくても、春の花壇に植わっていればすぐにベニジウムとわかります。 白花もありますが、春らしい色の花が好まれるのか、どちらかというと濃い黄色〜オレンジの花をよく見かけます。本来は宿根草ですが、暑さに弱いので秋まき一年草として扱われます。 【栽培メモ】 秋にタネを播いて、花壇に植えて冬の寒い時期に不織布をべた掛けをして育てました。2016年は暖冬だったこともあり、1月に最初の花が咲きました。暖かくなるにつれて花数も増え、4月になっても咲いていました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ベニジウムの概要】 |
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草丈 草丈は60〜80pになり、株も大きくなるところから、どちらかといえば庭植えが適しています。 株全体が灰白色の綿毛に覆われているところに特徴があります。 花 花径は7〜8pで、花色は濃い黄色〜オレンジの他に白花があります。 花は、日の当たる日中に開き、夜間や曇天のときは閉じています。 耐寒性・耐暑性
耐寒性はそれほどなく、霜に当たると傷みます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:比較的やさしい ※ 苗から育てる場合:やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Venidium・・・・・「縞(しま)のある」という言葉に由来します。 fastuosum・・・・・「立派な」、「堂々たる」、「非常に美しい」 |
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【主な種類と品種】 |
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濃い黄色〜オレンジと白花の2種類がありますが、園芸店やホームセンターなどで苗を見かける機会はあまり多くありません。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 定植後、摘芯をします。 ※ 花壇に植えた場合は、冬は霜除けをします。 タネまき 発芽適温は20度ほどですので9月中旬〜10月上旬に育苗箱にバラまきして、薄く覆土をします。寒地は春まきになります。立枯病が発生することがありますので、清潔な用土を使うようにします。 発芽後、本葉が3〜4枚のころにポリポットに植え替えて苗を育てます。発芽後の生育は早く、育苗は簡単です。 植え付け 花壇に植える場合は、植えつけの1週間ほど前に苦土石灰を1u当たり50〜100gほど撒いて耕しておきます。 温暖地の場合は、本葉が5〜6枚になったら花壇やプランターに定植します。 苗の生育が遅れたときは、ポットのまま霜の当たらない軒下などで育て、春になって霜の恐れがなくなってから花壇に定植します。 花壇に植える場合は、腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり10Lほど入れて、庭土とよく混ぜてから植え付けます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土、あるいは、赤玉土と腐葉土(バーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 株間 株が大きくなりますので、花壇に植える場合は25〜30p間隔で定植します。60cmのプランターの場合は、2〜3株ほど植え付けます。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。 日常の管理 定植後、摘芯をしてできるだけ側枝を多く出させるようにします。 冬の管理 耐寒性がやや弱いので、不織布でトンネルをするなどして霜除けをします。 プランターなどに植えた場合は、霜の当たらない軒下などで育てます。 肥料 花壇に植える場合は、植え付け時に化成肥料を1u当たり50gほど入れ、後は株の状態を見て、必要なら追肥として3月に化成肥料を株元に施します。 鉢やプランターに植える場合は、植え付け時に緩効性の化成肥料を元肥として与え、後は、暖かくなったら2週間に1回程度液肥を与えます。市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、元肥は不要です。 病気・害虫 立枯病が発生することがあります。全体が萎れて元気のない株を見つけたら、早めに抜き取って被害の拡大を防ぎます。 |
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