ベニチョウジ

ベニチョウジの花
写真 ベニチョウジ
撮影時期 2024.3.2
栽培状況 鉢植え

科名・属名

ナス科
キチョウジ属

園芸分類

常緑低木

別名

ベニバナヤコウカ

原産地

メキシコ

用途

鉢植え、(庭植え)

花期

2〜4月

【ベニチョウジについて】

ベニチョウジ(紅丁字)は、メキシコ原産のナス科キチョウジ属の常緑低木で、同属のキチョウジヤコウボクが近縁種になります。なお、タバコソウがベニチョウジと呼ばれることがありますが、こちらは別属の別種です。

ヤコウボクの花はよい香りを盛っていますが、ベニチョウジの花には芳香はありません。耐寒性がやや弱く、寒くなると葉を落とします。

【栽培メモ】

冬が近づく前に室内の暖かいところに置いてあったところ、葉を落とすことなく2月中旬頃に花が咲き始めました。

【ベニチョウジの概要】

ベニチョウジ

樹高

1.5〜2メートルほどになります

赤い筒状の花がまとまって咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 弱い
耐暑性 強い

耐暑性は強いですが、耐寒性は弱く庭植えは難しいと思われます。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

(冬の保温ができれば)比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Cestrum elegans

学名の説明

Cestrum・・・・・ギリシャ語の kestron(彫刻刀)が語源です。

elegans・・・・・「優美な」、「風雅な」

【主な種類と品種】

同属にヤコウボクとキチョウジがあります。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

植え付け

暖かくなった4〜5月頃が植え付けの適期です。耐寒性がやや弱いので、通常は鉢植えで育てます。

鉢植えの用土

赤玉土、腐葉土若しくはバーク堆肥を7対3程度に混ぜた用土などを使います。

ベニチョウジ

置き場所

春から秋は戸外の日当たりのよい場所に置きます。

植え替え

暖かくなった4〜5月頃が適期です。表土と根鉢の周りの古い土を落として、新しい用土で一回り大きい鉢に植え替えます。

剪定

伸びすぎた枝は適宜剪定してやります。また、花が終わったらやや強めに剪定をしておきます。

冬の管理

霜の当たらない軒下に鉢を置けば冬を越せそうですが、室内に取り込むと花が咲きだします。

肥料

春から秋まで緩効性の固形肥料を定期的に置肥します。

病気・害虫

カイガラムシが付きやすいので注意します。また、アブラムシが発生することがあります。

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