ポインセチア |
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【ポインセチアについて】 |
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ポインセチアは、メキシコ原産のトウダイグサ科トウダイグサ属の常緑低木です。ポインセチアという名称は、本種が以前に分類されていた属名によるものです。 昔は、ポインセチアといえば、だいたい赤と相場が決まっていましたが、最近、園芸店やホームセンターなどに行くと、黄やピンクなど変わった色合いのものが多くなってきました。また、サイズもいろいろです。 11月に入ると早くもポインセチアが出回るようになります。そして、下の写真のように園芸店やホームセンターにずらっと並ぶころになると、クリスマスが近くなったことを知らせてくれます。 【栽培メモ】 園芸店やホームセンターで購入しても、毎年、1年で終わっていまい、なかなか翌年もいうことにはなりません。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ポインセチアの概要】 |
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樹高 原産地では5〜6mにはなるようですが、園芸店では30〜50pほどのものが売られています。 花 花よりも真っ赤な苞が美しいポインセチアですが、最近は色変わりがたくさん出て品種が豊富になっています。また、八重咲きの品種も販売されています。 耐寒性・耐暑性
寒さに弱いため、冬は室内で管理します。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:かなり難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Euphorbia・・・・・ローマ時代の医師 Euphorbus に因みます。 pulcherrima・・・・・「美しい」 |
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【主な種類と品種】 |
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苞が赤いものからピンクやクリーム色などがあり、斑の入る品種もあります。また、一重に加えて、八重の品種も出ています。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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植え付け 一般的には、11〜12月ごろに園芸店やホームセンターなどで鉢植えを買って育てることになります。春が来る頃には、処分されることが少なくないですが、これを育てようとするなら暖かくなった4月ごろに植え替えます。 鉢植えの用土 赤玉土と腐葉土を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 植え場所・置き場所 春から秋までは戸外の日当たりのよいところに置きます。ただし、夏場は、半日蔭に置きます。 植え替え 4月になったら、10〜15pほどの高さで切り戻し、あまり根鉢を崩さないようにして、一回り大きい鉢に植え替えます。 日常の管理 過湿には注意しますが、鉢土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりします。 花芽をつけるには短日処理が必要です。クマリスマスの頃に色づかせるための短日処理の方法は、一般的には、10月になったら、夕方の5時から翌朝8時ごろまで段ボール箱などで覆ってやります。これを40〜50日くらい続けると花芽ができます。 ただし、家庭では、ここまでの作業は大変ですので、そこまでやる価値があるか疑問です。 夏の管理 夏の強い日差しに当てると葉焼けしますので夏場は半日陰、もしくは、明るい日陰に置くようにします。また、鉢土が乾燥しやすいので、水やりが抜からないようにします。 冬の管理 耐寒性がなく、霜に当たると傷んでいますので、冬は、日当たりのよい窓辺に置きます。 暖房器具の温風が直接当たるところは避け、また、寒い夜は、カーテンを引いて、窓際から部屋の中に移動しておきます。 水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら晴れた日の午前中に水やりをします。 肥料 植え替えのとき、緩効性肥料を用土に混ぜ込みます。後は、液肥を月に2〜3回与えるか、もしくは定期的に緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 オンシツコナジラミが付くことがあります。 |
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