ホンコンドウダンツツジ |
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
【ホンコンドウダンツツジについて】 |
||||||||||||||||
ドウダンツツジは落葉性ですが、このホンコンドウダンツツジは中国の東南部および香港が原産で常緑性です。ただし、無霜地域はともかく、れ以外の地域では半常緑ないしは落葉します。花はドウダンツツジより大きく、蝋細工のような花がとても魅力的です。 中国では、旧正月に咲くのでとても人気があります。香港では保護植物に指定されていて、最近は自生種も少なくなっているようです。なお、流通しているのは園芸種ですので、その点は大丈夫です。 【栽培メモ】 鉢植えで育てていましたが、耐寒性、耐暑性が比較的強く、栽培は難しいことはありませんでした。香南市野市町でも冬が来る頃には落葉しました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
||||||||||||||||
【ホンコンドウダンツツジの概要】 |
||||||||||||||||
樹高 庭植えにすると1.5〜2mほどになります。 花 ドウダンツツジと同じ花形ですが、花は蝋細工のようです。よく出回っている‘ピンクシャンデリア' は、基部が桃赤色でアクセントになっています。 耐寒性・耐暑性
比較的、耐寒性、耐暑性がります。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:やや難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Enkianthus・・・・・ギリシャ語の enkyos(妊娠する)+ anthos(花)が語源ですが、膨らんだ花の形に由来しています。 quinqueflorus・・・・・「5花ある」、「5花の」 |
||||||||||||||||
【主な種類と品種】 |
||||||||||||||||
‘ピンクシャンデリア' という品種が出ています。 |
||||||||||||||||
【 育て方 】 −私はこう育てる− |
||||||||||||||||
栽培のポイント ※ 鉢植えは、夏場の水切れに注意します。 植え付け 3月ごろに園芸店やホームセンターに開花株が出てきますので、通常は、これを買って育てます。 購入した木が植えられている鉢が小さく根詰まり気味のときは、開花株ですので根鉢をあまり崩さないようにして、一回り大きい鉢に植え付けます。 比較的耐寒性がありますので、関東以西の暖地では庭植えができます。ただし、購入した木が小さい鉢に植えられているときは、一回り大きい鉢に植え替え、1年は鉢植えで育ててから庭植えにした方が活着しやすくなります。 鉢植えの用土 ツツジ科の花木はやや酸性土壌を好みますので、用土は鹿沼土が適していますが、ホンコンドウダンも同様です。鹿沼土に2〜3割程度腐葉土やバーク堆肥を混ぜてもかまいません。 植え場所・置き場所 庭に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。また、冬の北風が当たらないところが適しています。 鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。 植え替え 鉢植えの場合は、2年に1回を目安に植え替えをします。花後もしくは10月ごろが適期です。 鉢から抜いて、表土と根鉢の三分の一ほど土を落として、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、もう少し古い土を落として植え替えます。 日常の管理 鉢植えは、夏場の水切れに注意します。 剪定 それほど剪定は必要ありませんが、伸びすぎた枝などを剪定をするときは、花後の5〜6月頃に行います。 花芽は夏ごろにできますので、遅く剪定すると花芽を切ることになりかねません。 冬の管理 比較的耐寒性がありますが、鉢植えは霜の当たらない軒下に移した方が安全です。水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら晴れた日の午前中に水やりをします。 肥料 春と秋に緩効性の肥料を与えます。 病気・害虫 特にはないようです。 |
||||||||||||||||
このページのトップへ 一覧に戻ります。 |