ホスタ(ギボウシ) |
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【ホスタについて】 |
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ホスタは、ギボウシとも呼ばれ日本古来からの園芸品ですが、イングリッシュガーデンでよく利用され、日向から日陰まで幅広く利用できる点が再認識され、最近の人気種になっています。和名のギボウシの名前の由来は、花穂の先端が宝珠に似ているからと言われています。 多くの種類と品種がありますが、通常、単にホスタあるいはギボウシという場合は、属全体のことを言いますが、狭義には、オハツキギボウシ(hosta undulata var. erromena)を指すこともあります。 種類としては、スジギボウシ(H. undulata)、オオバギボウシ(H. siebordiana)、レンゲギボウシ(H. fortunei)、タマノカンザシ(H. plantaginea)、オトメギボエシ(H. venusta)、などがあり、また、多くの園芸品種が栽培されています。 なお、栽培されているホスタ(ギボウシ)は、葉のサイズで大型、中型、小型に分けることが一般的で、鉢植えの場合は、当然のことながら小〜中型が適しています。 【栽培メモ】 何種類かを庭植えと鉢植えで栽培していますが、庭に植えても、鉢植えで育てても、特に問題なく育っています。やや湿った半日陰が適地とされていますが、少々長く日の当たる場所でも、比較的よく生育しています。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ホスタの概要】 |
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草丈 30〜60pといろいろな品種があります。 花 初夏に入ると葉の間から花茎が伸びて、白、淡藤色、淡紅紫の花が咲きます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性、耐暑性とも強く、育てやすい宿根草です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Hosta 学名の説明 Hosta・・・・・オーストリアの植物学者 Nicolaus Thomas Host への献名 undulata・・・・・「波状の」、「波形の」。 siebordiana・・・・・シーボルトへの献名 fortunei・・・・・19世紀のスコットランドの園芸家、ロバート・フォーチュンへの献名 plantaginea・・・・・「オオバコに似ている」 venusta・・・・・「かわいい」、「可憐な」 longipes・・・・・「長い柄」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 乾燥に弱いので、極端に乾燥させないようにします。特に、鉢植えは、夏の水切れには注意します。 植え付け 鉢やポットに植わった株を園芸店やホームセンターなどでもよく見かけますし、種苗会社のカタログにもいろいろな品種が出ていますので、これを買って植えつけます。庭に植えてもよいですし、鉢植えでも育てることができます。 鉢植えで育てる場合、購入した株の鉢が小さいようなら、一回り若しくは二回りほど大きめの鉢に植え替えます。鉢やポットに根が十二分に回っているときは根鉢の底を少し崩して植えつけます。 庭に植えるときは、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3〜4割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土、もしくは赤玉土、鹿沼土、腐葉土(又はバーク堆肥)を等量に混ぜたものなどを使います。丈夫な宿根草ですので、用土は、それほど神経質になる必要はありません。 植え場所・置き場所 庭に植える場合は、夏の直射日光が当たると、特に斑入りの品種は葉焼けをしますので、半日陰もしくは明るい半日陰に植えつけます。家の北側などにも利用できます。 鉢やプランターは、春と秋は半日陰に、夏は明るい日影に置けばまず失敗はありません。 株間 品種によって株の大きさが異なりますので、植えつけ間隔も品種に応じて変わりますが、通常30〜60pほどにします。 植え替え 庭に植えた場合は、数年して株が混みあってきたら、株分けを兼ねて植え替えをします。 鉢やプランターに植えた場合は、毎年、若しくは2年に1回を目安に植え替えをします。鉢から抜いて、表土と根鉢の三分の一ほど土を落として、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、もう少し古い土を落として植え替えます。 日常の管理 乾燥に弱いので、極端に乾燥させないようにします。特に、夏の水切れには注意します。 冬の管理 冬には地上部が枯れますので、冬が来たら地際から切り取っておきます。 耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。 鉢やプランターで育てている場合は、水やりは少なくしますが乾燥させすぎないように注意します。 ふやし方 植え替えの時に株分けで増やすことができます。 肥料 庭に植えた場合は、ほとんど必要ありません。逆に肥料の与えすぎは軟腐病の原因になったり、斑入りの品種は斑が薄くなる原因となりますので注意します。 鉢やプランターに植えた場合は、4〜6月と9月に緩効性の化成肥料を置肥します。 病気・害虫 風通しが悪いとアブラムシやハダニが発生しやすくなります。 |
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