ポリキセナ |
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【ポリキセナについて】 |
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ポリキセナは、南アフリカ原産のキジカクシ科の秋植え球根です。9月下旬に植えれば11月には花が楽しめるので貴重な球根植物と言えます。しかも、その花がとてもかわいらしいので魅力があります。 種苗会社のカタログで見かけるのは、コリンボーサとエンシフォリアなどですが、いずれも、ごく小型の植物ですので、鉢植えにして、花が咲いたら机の上などに置いて楽しむことができます。 【栽培メモ】 鉢植えで育てていましたが、適期に植え付け、過湿に注意さえすれば栽培は容易です。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ポリキセナの概要】 |
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草丈 草丈が5p程度のごく小型の球根です。 花 9月末に植えると11月中旬に開花します。花は星形の5弁の小さな花で、花径1〜1.5pほどです。写真のようにたくさんの花が集まって咲くので、とてもきれいです。 ポリキセナ・マウガニー(2023.11.07) 耐寒性・耐暑性
耐寒性はそこそこありますが、冬は室内に取り込んだ方が無難です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Polyxena・・・・・ギリシャ神話のトロヤ王プリアモスの娘ポリクセネ(Polyxene)に由来します。 corymbosa・・・・・「散房花序の」 ensifolia・・・・・「剣形葉の」 pygmaea・・・・・「低い」、「小さい」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 秋に開花しますので、植え付け時期が遅くならないようにします。 植え付け 9月下旬〜10月上旬が植えつけの適期です。とても小型の球根植物ですし、耐寒性があまり強くないので庭植えには適していません。鉢植えで栽培します。 ポリキセナ・ピグメア(2023.11.17) 鉢植えの用土 市販の球根用培養土でよく育ちます。その他、赤玉土、腐葉土(又はバーク堆肥)、パーライトを6:3:1程度に混ぜた用土でも問題ありません。 植え付けの深さ 植えつける深さは1〜2cmほどにします。 株間 4号鉢に3〜5球、5号鉢なら5〜8球程度が目安です。 置き場所 日当たりのよいところで育てます。 日常の管理 植え替えをしないときは、秋になると芽が出てきますので、それから徐々に水やりを始めます。 水やりは、鉢土の表面が乾いてから行います。過湿にすると球根が腐ることがありますので注意します。 球根が弱りますので、花後は、早めに花ガラを取り除きます。 植え替え 2年に1回を目安に、分球して植え替えます。 ポリキセナ・エンシフォリア(2013.11.27) 冬の管理 耐寒性が弱いので、冬が近づいてきたら室内に移して育てます。 休眠期の管理 5月頃、葉が枯れ始めたら水やりを止め、鉢ごと日陰で秋まで乾燥させて保存します。掘り上げて保存しても、特に問題はありませんでした。 肥料 芽が出てきてから緩効性の固形肥料を置肥し、花後に追肥します。多肥にする必要はなく。量は少なめにします。 病気・害虫 特にはありません。 |
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