プリムラ・マラコイデス |
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【プリムラ・マラコイデスについて】 |
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プリムラ・マラコイデスは、中国の雲南省原産のサクラソウ科サクラソウ属の一年草です。本来は多年草ですが、耐暑性が弱く夏には枯れてしまいます。 ヨーロッパで品種改良されましたが、プリムラの中で、花の賑やかさではこのマラコイデスのように思います。小さい花をたくさん付けて、長く咲いてくれますので、冬の部屋に1鉢は置きたい花です。 タネから育てるのは一般的ではありませんが、10月頃には園芸店やホームセンターにポット苗が出てきますので、これを買って育てるのが一般的です。また、12月頃には開花株も出回りはじめます。 【栽培メモ】 比較的寒さに強く、軒下に置いてありましたが花が傷むこともなく、長い間咲いてくれました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【プリムラ・マラコイデスの概要】 |
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草丈 30pくらいが一般的ですが、これより矮性のものも見かけます。 花 葉の中から花茎を伸ばし、小さな花をびっしり付けてたいへん華やかです。 花色は、白、桃、赤、赤紫などです。 耐寒性・耐暑性
耐寒性は比較的強く、温暖地では軒下でもそれほど寒さで傷むことはありません。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:(温暖地では)かなり難しい ※ 苗から育てる場合:やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Primula・・・・・ primus(最初の)の縮小形 malacoides・・・・・「マロウに似た」 ※ 葉の柔らかさに由来します。 |
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【主な種類と品種】 |
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「サカタのタネ」などからタネが販売されている品種です。
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 過湿は避け、鉢土の表面が乾いたら株元に水やりします。 植え付け タネから育てることもできますが、少し手間がかかります。通常は10月頃からポリポットに植えられた小苗が出回りますので、これを買ってきて大きめの鉢やプランターに植え付けます。 また、12月になると開花株が園芸店などに出てきます。鉢が小さい場合が多いですが、そのままでは根詰まりしますので、根鉢を崩さないようにして5〜6号鉢に植え替えます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものを使います。 温暖地では、初夏になるころには花も終わりますし夏越しも難しいので、それほど用土に神経質になる必要はありません。 置き場所 プリムラ・ポリアンサと同様、日当たりを好みます。日当たりの悪い場所に置くと、よい花は望めません。 株間 5〜6号鉢に1株、60cmの標準のプランターで3株程度が目安です。 日常の管理 水切れさせないようにしますが、過湿は避け、鉢土の表面が乾いたら株元に水やりします。 冬の管理 プリムラ・マラコイデスは、耐寒性が比較的強く、関東以西の温暖地では、特に寒い日でなければ霜の当たらない軒下に置いても大丈夫です。ただし、寒さが厳しいときは室内に入れるようにします。 また、購入した開花株は、寒さに順応していないので温暖地でも室内に置いて育てます。いきなり軒下に置くと寒さで傷んでしまいます。 それ以外の地域は、もっぱら室内で育てますが、暖かい日中はよく日に当てるようにします。 肥料 植えつけ時に緩効性の肥料を鉢土に混ぜて植えつけます。 花期が長いので、その後は週に1回ほど液肥を与えか、緩効性の固形肥料を定期的に置肥します。 病気・害虫 アブラムシなどに注意します。見つけたら殺虫剤をかけて早めに駆除します。 |
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