ファセリア

ファセリア・カンパヌラリアの花
写真 ファセリア・カンパヌラリア 'ブルーベル'
撮影時期 2015.3.14
栽培状況 秋まき後、鉢植え(冬はビニールハウスで栽培)

科名・属名

ムラサキ科
ハゼリソウ属

園芸分類

秋まき一年草

別名

ファケリア

原産地

カリフォルニア南部

用途

鉢植え

花期

4〜5月

【ファセリアについて】

ファセリアは、カリフォルニア州南部に分布するムラサキ科ハゼリソウ属の秋まき一年草です。ハゼリソウ属は南北アメリカに分布していますが、園芸として多く栽培されているのは、カンパヌラリア(P. campanularia )で、一般にはファセリアといえば本種を指します。

この属には他にハゼリソウP. tanacetifolia ) がありますが、こちらもなかなか美しい花が咲きます。

カンパヌラリアは、濃青色の美しい花色を持っていますので、もっと多く出回るのではないかと思っていましたが、最近はあまり見かけることがありません。以前、「サカタのタネ」からタネが出ていましたが、最近、カタログで見かけなくなったのが残念です。

【栽培メモ】

2014年の秋に播いたときは、発芽は良好でした。たくさんの苗ができそうでしたが、途中でナメクジかカタツムリか、どちらかにだいぶ食べられてやっと8本生育しました。

まとめて大型の丸型プランターに植えて無加温のビニールハウスで育てたところ、2月末からようやく咲き始め、3月になってだんだんと花が増えてきました。やはり美しい花色には感動です。

なお、葉に直接触れるとかぶれることがありますので、肌の弱い方は作業するときは手袋をした方が安心です。直接触れなければ大丈夫ですが、私は、プランターを動かしているとき、手首と肘の間に触ったために、かぶれてしまいました。

【ファセリア・カンパヌラリアの概要】

ファセリア・カンパヌラリアの花

草丈

30〜40pほどになります。冬場の温度が高ければ株も大きくなりますが、そうでないと20pほどで花が咲きます。

花径2pほどで、とても美しい濃い青色の花が咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 やや弱い
耐暑性 弱い

耐寒性はあまり強くなく、庭植えには向いていません。

また、高温多湿も苦手ですので、夏には枯れてしまいます。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ タネから育てる場合:やや難しい

※ 苗から育てる場合:比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Phacelia

学名の説明

Phacelia・・・・・ギリシャ語の phacelos(束)が語源です。

campanularia・・・・・「鐘型の」

tanacetifolia・・・・・「タナセタムのような葉の」

【主な種類と品種】

カンパヌラリア
P. campanularia

草丈は60cmほどで、カリフォルニア・ブルーベルと呼ばれるように濃い青色がとても美しい花です。花径は2p程度です。

ハゼリソウ
P. tanacetifolia

草丈は60cmほどで、藤色の花が密集して咲きます。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

以下は、ファセリア・カンパヌラリアについての内容です。

栽培のポイント

※ 徒長しないように、発芽後、早めに少しずつ日に当てるようにします。

※ 鉢植えで育てますが、過湿にならないようにします。

タネまき

発芽適温は15〜20度ですので、タネは9月下旬〜10月中旬に播きます。寒冷地は、春まきとします。直根性ですのでポリポットに直接播き、覆土は2mmほどにします。

発芽は良好ですが、早めに、そして少しずつ日に当てないと徒長しやすいので注意します。

発芽後、最初はゆっくり育ちますが、だんだんと生育が旺盛になっていきます。

ファセリア・カンパヌラリアの花

植え付け

耐寒性がそれほどなく、また、やや乾燥気味のところを好みますので鉢かプランターで育てた方が失敗が少ないと思われます。

ポットの底に根が回ったら、鉢やプランターに植えつけます。

鉢植えの用土

赤玉土、鹿沼土、バーク堆肥を同じ比率にした用土に植えましたが、よく育ちました。市販の培養土でも問題ありません。

株間

5号鉢に1本、径の大きな底の浅い丸形プランターなら径30pのプランターで5株が目安です。

置き場所

日当たりがよいところで育てます。

日常の管理

側枝が適当に出てきますので、摘芯をしなくても大丈夫です。ただし、苗が徒長したときは、摘芯をしてこんもりとした草姿に整えます。

過湿を嫌うので、水のやりすぎに注意します。

冬の管理

耐寒性が強くないので、フレームあるいは室内で育てます。

ふやし方

タネを採っておいて、秋にまきます。

肥料

元肥のほか、2〜4月にかけて定期的に緩効性の固形肥料を置肥にして与えるか、もしくは、1週間〜10日に1回程度液肥を与えます。

生育前期に肥料切れすると花数が少なくなりますので施肥を忘れないようにします。

病気・害虫

特にないようです。

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