フレンチマリーゴールド |
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【フレンチマリーゴールドについて】 |
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フレンチマリーゴールドは、アフリカンマリーゴールドと比較すると花がやや小さいのですが、花つきが多く、花色が豊富です。もっとも、最近は、アフリカン系とフレンチ系の交配種もあり、見分けが難しくなっています。 アフリカンと同様、タネから育てても、最も栽培の容易な草花のひとつで、長い間楽しめます。 なお、フレンチマリーゴールドといっても、原産地はフランスではなく、アフリカンマリーゴールドと同様メキシコ原産です。フランスに導入されて、その後、各地に広がったので、この名前で呼ばれています。 【栽培メモ】 アフリカン系と同様、タネから育てても栽培はきわめて簡単でした。ただし、このところ、猛暑日が増えてきていますので、梅雨明け後に庭植えの株が枯れることもあり、早めの切り戻しが特に大切になっています。 |
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【フレンチマリーゴールドの概要】 |
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草丈 (主な種類と品種を参照してください。) 花 (主な種類と品種を参照してください。) 耐寒性・耐暑性
フレンチマリーゴールドは夏の高温多湿に比較的強いですが、夏前に切り戻しをすると夏越しがしやすくなります。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:やさしい ※ 苗から育てる場合:やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Tagetes patula 学名の説明 Tagetes・・・・・ギリシャ神話に登場する女神 Tages に由来します。 patula・・・・・「わずかに開いた」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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育て方は、アフリカン種とほぼ同様です。 栽培のポイント ※ 花がひととおり終わったら早めに切り戻しをします。 タネまき 花期が長いので、無理に早く播く必要はありません。発芽温度が高いので、温暖地でも4月になって播いたが安全です。覆土は5mm程度にします。 箱まきが一般的ですが、ポットに播いて育苗することもできます。 植え付け 本葉が6〜7枚になったころに定植します。 植えつけ時に、腐葉土(又はバーク堆肥)1u当たり5〜10Lほど入れて、庭土とよく混ぜてから植えつけます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 株間 花壇に植える場合は。アフリカン種よりは多少間隔を詰めて、20〜25p程度にします。標準のプランターの場合は、3〜4株を目安にします。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところなら土質は選びません。 鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。ただし、真夏は半日陰に置くと高温多湿によるダメージが少なくなります。 日常の管理 長く楽しむためには、株を弱らせないよう、また、花壇やプランターをいつまでもきれいに保つため、手間が多少かかりますが、咲き終わった花をこまめに切り取ってやることが大切です。 夏の管理 花がひととおり終わったら早めに切り戻しをします。株を半分ぐらいに切りつめてやると、蒸れを防ぎ夏越しがしやすくなります。また、9月中旬ごろにも伸びすぎた茎を切り戻します。こうすることで、秋から初冬まで咲いてくれます。 鉢やプランターで育てている場合も同様に切り戻しをして、夏場は、半日陰に置くようにします。 肥料 花壇に植えるときは、化成肥料を1u当たり50gほど施します。チッソ肥料が多すぎると、徒長して花付きが悪くなりますので注意します。花期が長いので、夏場を除き、月に1回程度株元に追肥します。 鉢やプランターで育てる場合は、植え付け時に緩効性の化成肥料を元肥として与え、後は、夏場以外は2週間に1回程度液肥を与えます。市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、元肥は不要です。 病気・害虫 気になるような病害虫は特にありません。 |
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