フロックス・ドラモンディ Phlox drummondii

フロックスの花
写真 フロックス・ドラモンディ 'スターフロックス'
撮影時期 2009.4.23
栽培状況 秋まき後、庭植え(冬は農ポリで霜除け)
科名・属名

ハナシノブ科
クサキョウチクトウ属
(フロックス属)

園芸分類

秋まき一年草

別名

キキョウナデシコ

原産地

アメリカ・テキサス州

用途

庭植え、鉢植え

花期

4〜5月

【フロックス・ドラモンディについて】

フロックスの中では、宿根草になる種類もよく栽培されますが、ここでは一年草のフロックス・ドラモンディを取り上げています。宿根フロックスは別項目にしてありますので、そちらを参照してください。

一年草のフロックス・ドラモンディにはキキョウナデシコの別名がありますが、キキョウと異なり、派手な色彩の花が咲きますので、何故キキョウという名前が頭についているのかよくわかりません。

それはともかく、まとめて植えると、花時には株が花に覆われるほどによく咲きますので、花壇が一段と華やかになります。

栽培したところでは、ウドンコ病にやや弱いのが難ですが、その点にさえ気をつければ栽培は容易です。ポットまきにしましたが、育苗も特に難しいことはありませんでした。

寒さには強く、暖地では霜除けの必要はありませんが、開花期を早めるため、冬は不織布で霜除けをしたところ、4月に咲き始めました。

【花の特徴と性質】

フロックスの花

草丈

20〜40pほどです。草丈の低い品種は、鉢やプランターで栽培するのにも適しています。

花径2p程度の5弁の花が株を覆うように咲いてくれます。花が美しいうえに花期が長いので、おすすめの花です。

花色は、白、ピンク、赤、ブルーなどがあります。花弁に切れ込みのあるスターフロックスは複色花が一般的で、こちらも人気があります。

耐寒性・耐暑性

耐寒性はそれほど強くないので、霜よけをした方が安全です。

学名の説明

Phlox・・・・・ギリシャ語の phlogos(炎)が語源です。

drummondii・・・・・19世紀のスコットランドの博物学者 Thomas Drummond に因みます。

【主な種類と品種】

スターフロックス

花弁の先に切れ込みがある品種で、花の形からスターフロックスと呼ばれます。(写真:上の2枚)

‘ドリーミックス'

草丈10〜15pで、多花性品種の混合です。

‘パロナファンタジー'

ライトブルーとホワイトのミックスカラーが美しい品種です。草丈は25〜25pほどです。

‘シュガースター'

青紫の花色で中心が白い筋が入ります。(写真:最下段)

【育て方と栽培のポイント】

タネまき

9月下旬から10月にタネをまきます。早くまきすぎると発芽率が低くなりますので、涼しくなってからまくようにします。寒い地域は春まきになります。

育苗箱やピートバンなどにタネが重ならないようにまき、覆土は2mm程度にします。ポットに直接まいてもかまいません。

発芽後、本葉が3〜4枚になったらポットや小鉢に植え替え、薄めの液肥を与えながら育苗します。

フロックスの花

植え付け

本葉が5〜6枚になって、ポットに根が回ったら花壇やプランターなどに定植します。直根性で移植を嫌うので。定植の時期が遅れないようにします。

庭植えの場合は、植えつけ前に苦土石灰を1u当たり50〜100g撒いて、よく耕しておきます。

1週間ほどしたらバーク堆肥(腐葉土)を1u当たり10Lほど入れ、化成肥料も混ぜて、庭土を深さ30cmほど耕してから植えつけます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土もしくは赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

株間

20〜25cmにします。60cmの標準のプランターで3株が目安です。

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。

鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。

日常の管理

品種によるかもしれませんが、あまり分枝をしませんので、定植する際に、摘芯をすると枝数も増え、花がたくさん咲きます。

その他は、花がらを取り除く以外は手間がかかりません。

冬の管理

耐寒性はありますが、霜に当たると傷みますので、秋に定植したときは霜除けをした方が安心です。プランターなどは、霜の当たらない軒下などに移します。

フロックスの花

肥料

庭植えの場合は植えつけ場所に、緩効性化成肥料を1uに50g程度施します。

プランターなどに植えた場合は、花期が長いので、10日〜2週間に1回程度液肥を与えます。

病気・害虫

アブラムシとウドンコ病に気をつけます。

特に、フロックスはウドンコ病が発生しやすいので、予防と見つけたら早めに消毒する必要があります。

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