プリムラ・ポリアンサ |
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【プリムラ・ポリアンサについて】 |
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プリムラ・ポリアンサは、冬、窓辺に飾って手軽に楽しめるものとして、とてもすばらしいものです。寒さに比較的強い、明るい色がすばらしい、花期が非常に長い、そのうえ値段も手頃ときていますので、言うことなしです。 このプリムラ・ポリアンサは、原種ではなく園芸交雑種です。プリムラ・ベリス、プリムラ・エラチオール、プリムラ・ブルガリスなどが交配親になっていると言われています。 また、この花によく似たプリムラ・ジュリアンがありますが、こちらはポリアンサと極矮性種のジュリエとの交配種です。ポリアンサより一回り小ぶりで、こちらも大変人気があります。 見た目では、ポリアンサは花茎が長く伸びて花が咲きますが、ジュリアンは株元で花が咲くところに違いがあります。ただし、最近は、いろいろな品種が出てきて、見分けがつきにくくなっています。 【栽培メモ】 種苗会社のカタログを見るとタネが販売されていますが、温暖地ではかなり難しいと言えます。開花株を買って育てた方が、手間がかかりません。 また、耐寒性は比較的強いですが、耐暑性が弱いので温暖地では夏越しが難しいと言えます。 |
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【プリムラ・ポリアンサの概要】 |
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草丈 高さは10〜15p程度で草丈が低く、鉢やプランターで育てるのに最適です。 花 花径は5〜7p程度で、いずれの花も、非常に明るい色彩をしています。 また、花色は、まことに多彩で、黒以外はほとんどあるといわれるほど豊富です。 耐寒性・耐暑性
耐寒性は比較的ありますが、夏の暑さに弱く温暖地では夏を越すのが困難です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:(温暖地では)かなり難しい ※ 苗から育てる場合:やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Primula × polyantha 学名の説明 Primula・・・・・ primus(最初の)の縮小形 polyantha・・・・・ギリシャ語の poly(多い)+ anthus(花)が語源です。 |
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【主な種類と品種】 |
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いろいろな系統のものがありますが、園芸店では花色別に売られています。最近では、豪華な八重咲きの品種も出てきて、一層にぎやかになってきました。 上から2枚目の写真は、ファンシーレースという品種です。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 花を長く楽しむため、咲き終わった花をこまめに取り除いてやります。 ※ 枯れて茶色くなった葉を早めに取り除いて、株をきれいに保ちます。 植え付け タネから育てることもできますが、少し手間がかかりますので、通常は11月頃から花の咲いた苗が出回りますので、これを買ってきて植え付けます。 園芸店やホームセンターなどでは、ポット苗で売られていることが多いので、この場合は、早めに大きめの鉢やプランターなどに植え替えます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものを使います。 丈夫ですし、温暖地では、初夏になるころには花も終わりますので、それほど神経質になる必要はありません。 置き場所 日当たりのよいところに置きます。直射日光の当たらない場所に置くとよい花は望めません。 日常の管理 水やりの際、花に水がかからないようにします。また、花を長く楽しむため、咲き終わった花をこまめに取り除いてやります。 育てていると下葉が枯れて茶色くなってきますので、こうした葉は早めに取り除いて株をきれいに保ちます。 冬の管理 耐寒性が強いとまでは言えませんが、比較的耐寒性がありますので、温暖地では霜の当たらない軒下や玄関先であれば大丈夫です。 ただし、販売されている株は、暖かいところに置かれている場合もありますので、寒い時期に購入した開花株をいきなり寒いところに置くと傷むことがあります。軒下などに置く場合は、寒さに慣らしてからにします。 肥料 植えつけ時に緩効性の肥料を鉢土に混ぜて植えつけ、花期が長いので、後は、週に1回ほど液肥を与えか、緩効性の固形肥料を1ヶ月に1回ほど置肥します。 長く咲かせるには、肥料を切らさないようにすることが大切です。 病気・害虫 アブラムシなどに注意します。見つけたら殺虫剤をかけて早めに駆除します。 |
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