ヒメザクロ |
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
【ヒメザクロについて】 |
||||||||||||||||
ヒメザクロは、ザクロ科ザクロ属の落葉低木です。チョウセンザクロという別名がありますが、中国で育成され、江戸時代に日本に伝わったとされています。朝鮮を経由して入ってきたため、チョウセンザクロという別名が付いたものと思われます。 ところで、ザクロは果樹としておなじみですが、花が美しいことから花木としても栽培される品種もあります。花を観賞する品種は花ザクロとも呼ばれます。 その中でも、ヒメザクロは鉢で栽培できるほどの矮性品種で、庭植えにしても場所をとりませんので、よく植えられています。 【栽培メモ】 庭の隅に植えていますが、丈夫で育てやすいですしスペースもさほど必要としませんので扱いやすいと言えます。 【育て方は下へ ↓ 】 |
||||||||||||||||
【ヒメザクロの概要】 |
||||||||||||||||
樹高 ヒメザクロは矮性で、庭に植えても1mほどに収まります。 花 一重咲きと八重咲きがありますが、八重咲きの品種が多いようです。 耐寒性・耐暑性
比較的耐寒性があるものの、寒冷地での栽培にはあまり向いていません。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Punica・・・・・ punicus(カルタゴの)が語源です。 granatum・・・・・「種の多い」 nana・・・・・「小さい」、「低い」 |
||||||||||||||||
【主な種類と品種】 |
||||||||||||||||
朱赤の八重咲きの花が咲く品種が一般的ですが、黄色の花の咲く品種もあります。 |
||||||||||||||||
【 育て方 】 −私はこう育てる− |
||||||||||||||||
栽培のポイント ※ 強い剪定は控えるようにします。 植え付け 庭植えでも育てられますが、鉢植えにも向いています。植えつけの時期は、3月下旬〜4月上旬が適期です。 庭に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に三分の一程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 鉢植えの用土 赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置きます。 植え替え 鉢植えの場合は、2年に1回程度の頻度で3月下旬ごろに植え替えをします。 鉢から抜いて、表土と根鉢の古い土を適宜に落として、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、もう少し多く古い土を落として植え替えます。 日常の管理 やや乾燥気味を好みますので、鉢植えの場合は、過湿にならないようにします。 剪定 強い剪定は控えるようにします。時期は、芽を吹く前の2〜3月に行います。秋以降の剪定は、花芽を切ることになりますし、枝が枯れこみやすいので避けるようにします。 肥料 庭植えの場合は、芽の出る時期と秋に化成肥料を株元に撒いておきます。 鉢植えは、植え付け、植え替え時に緩効性の化成肥料を与え、緩効性の固形肥料を定期的に置肥をしす。 病気・害虫 カイガラムシがつくことがあります。 |
||||||||||||||||
このページのトップへ 一覧に戻ります。 |