ヒメツルソバ |
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【ヒメツルソバについて】 |
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ヒメツルソバは、インド北部のヒマラヤ原産タデ科イヌタデ属の宿根草で、花がソバの花に似ているのでこの名前がついたと思われます。特徴の一つは花期が非常に長く、3月にはもう花が咲き出しますが、夏場は休むものの秋になって再び咲き始め、12月頃まで咲いています。 とても丈夫で、少々の悪条件は全く問題にしませんので野生化するほどですが、ピンク色の花がたくさん咲きますので、捨てたものではありません。丈夫なところを生かして、グランドカバーなどに利用することができます。 【栽培メモ】 庭の隅に植えていましたが、どんどんと広がってしまい、増えすぎて困るほどになってしまいました。 少し強い霜が降りたときは地上部が枯れ込んでしまいましたが、春になると株の周囲から芽を出してきました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ヒメツルソバの概要】 |
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草丈 ほふく性で成長力が強くどんどん横に広がります。草丈は10〜15pほどです。葉に斑が入り、秋には赤く紅葉します。 花 花径1pほどの小さなピンクの花がたくさん咲きます。金平糖のような形をしたかわいい花です。 耐寒性・耐暑性
インド北部のヒマラヤ原産ですが耐暑性が強く、温暖地でもよく育ちます。耐寒性も比較的ありますが、霜に当たると地上部は枯れます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Persicaria・・・・・persica(桃)に由来します。 capitata・・・・・「頭状の」、「頭状花の」 |
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【主な種類と品種】 |
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斑入りの品種があります。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 伸びすぎた場合は、適宜、刈り込んでおきます。 植え付け 園芸店やホームセンターなどにはあまり出てきませんので、株分けした苗を分けてもらったりして植えつけます。4〜5月ごろが適期ですが、丈夫なので9月ごろでも大丈夫です。 庭植えのほか、底が浅く径の大きな丸形プランターなどで育てます。 庭植えにする場合は、ある程度スペースを取っておかないと広がりすぎて困ることになります。 鉢植えの用土 赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 鉢に植える場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。日当たりが悪いと花が咲きにくくなります。 植え替え プランターに植えた場合は、株分けを兼ねて毎年植え替えます。 日常の管理 丈夫な宿根草ですので、手間はかかりませんが、伸びすぎた場合は、適宜、刈り込んでおきます。 冬の管理 軽い霜程度なら地上部が枯れても春になると芽が出てきますが、強い霜が当たるとすっかり枯れ込んでしまうことがあります。ですので、特にに寒いときは不織布などでマルチをした方が安全です。 プランターに植えた場合は、霜の当たらない軒下などに移します。 ふやし方 伸びた茎から簡単に発根しますので、株分けで簡単に増やすことができます。また、こぼれダネからもよく増えます。 肥料 庭植えの場合は無肥料で育ちます。プランターの場合も無肥料でもかまいませんが、必要なら月1回程度液肥を与えます。 病気・害虫 特にありません。 |
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