ヒアシンソイデス |
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
【ヒアシンソイデスについて】 |
||||||||||||||||
ヒアシンソイデスは、ヨーロッパ原産のキジカクシ科の秋植え球根です。以前はオオツルボ属(Scilla)とされていましたが、最近、ツリガネズイセン属に分類されていますので、ここでもシラー属とは別に取り上げています。ただし、今でもシラー・カンパニュラータの名前で販売されていることがあります。 ツリガネズイセン属の中では、丈夫で花の美しいヒスパニカの方がよく栽培されます。通常の栽培で球根がよく増えますので、まとめて植え込むと花時は見ごたえがあります。 ノンスクリプタは、イングリッシュ・ブルーベルという名前で販売されていますが、栽培されることはそれほど多くありません。 【栽培メモ】 庭植えにしていますが、丈夫で毎年掘り上げる必要がなく、花も大変きれいなので育て甲斐のある球根と言えます。また、花壇に植えっぱなしにしている場合は、早くから葉が展開してきますので、冬の花壇にぬくもりを与えてくれます。 【育て方は下へ ↓ 】 |
||||||||||||||||
【ヒアシンソイデスの概要】 |
||||||||||||||||
草丈 20〜40cmほどになります。 花 (主な種類と品種を参照してください。) 耐寒性・耐暑性
耐寒性が強く、栽培は容易です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Hyacinthoides・・・・・Hyacinth(ヒアシンス属)+oides(・・・に似た、・・・のような)が語源です。 hispanica・・・・・「スペインの」 non-scripta・・・・・「書き写しできない」 |
||||||||||||||||
【主な種類と品種】 |
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
【 育て方 】 −私はこう育てる− |
||||||||||||||||
栽培のポイント ※ 花が終わったら、早めに花茎を取り除きます。 ※ 庭植えの場合は、植えっぱなしにできます。 植え付け 10月が植えつけの適期です。庭植えでも、鉢やプランターで育てるのにも向いていて、いずれでも大変栽培しやすいです。 土質はあまり問いませんが酸性土壌を嫌いますので、花壇に植える場合は、植え付け前に苦土石灰を撒いて土とよく混ぜておきます。植え付け時には、腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜてから植え付けます。 植え付けの深さ 庭植えの場合は5cm、鉢植えは3cmほどが適当です。 鉢植えの用土 市販の培養土、あるいは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 株間 庭植えは、10cmほどの間隔とします。鉢植えは、6〜7号鉢に5球が標準です。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、水はけと日当たりがよいところに植え付けます。もっとも、半日程度、日が当たるようなところでも問題はありません。 鉢やプランターに植えた場合も、休眠期がになるまでは日当たりのよいところに置いて育てます。 植え替え 庭植えの場合は、4〜5年は植えっぱなしでかまいません。鉢植えは毎年、大きめのプランターは2年に1回程度で植え替えます。 植え替える場合は、掘り上げてからあまり間を置かないうちに植え付けるようにします。 日常の管理 花が終わった後、そのままにしておくとタネができて球根の肥大によくないので早めに花茎を取り除きます。 冬の管理 寒さに強く、鉢植えも戸外の日当たりのよいところで大丈夫です。 休眠期の管理 6月下旬〜7月上旬に葉が枯れてきますが、花壇に植えた場合は、通常は植えっぱなしで差し支えありません。 鉢植えの場合は、鉢に植えたまま、雨の当たらない涼しい日陰に置いて秋の植え付け時期まで保管します。 ふやし方 分球しやすく、よく増えますので、植え替えのときに大きめの球根を選んで植え付けるようにします。 小さな球根も、大事に育てれば翌々年ごろには開花するほどになってきます。 肥料 庭植えの場合は、葉が出てから緩効性の化成肥料を株元に撒いておきます。量は控えめでかまいません。 鉢やプランターで育てる場合も、葉が出てから緩効性の化成肥料を株元に撒いておき、後は、春になったら緩効性の固形肥料を置肥するか、もしくは、液肥を2週間に1回程度与えます。 病気・害虫 水はけが悪いと白絹病が発生することがあります。 |
||||||||||||||||
このページのトップへ 一覧に戻ります。 |