ヒポエステス |
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【ヒポエステスについて】 |
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ヒポエステス・フィロスタキアは、マダガスカル原産のキツネノマゴ科ヒポエステス属の多年草ですが、耐寒性がないので春まき一年草として扱われています。和名のソバカスソウというのは、葉の全面に赤、ピンク、白色の斑が入りことに由来します。 この属の中では、リボンブッシュと呼ばれるヒポエステス・アリスタータは花を楽しみますが、こちらのヒポエステス・フィロスタキアは、カラフルな葉色を楽しみます。 暑さに強いので、夏の花壇や鉢植えで長い間楽しむことができます。 【栽培メモ】 春にタネを播いて育てましたが、栽培は容易で、葉を食べられることもほとんどありませんでした。また、花壇に植えていたところ、翌年に、こぼれダネから発芽しました。 |
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【ヒポエステスの概要】 |
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草丈 タネを播いて育てると20cmほどになります。なお、冬も室内に取り込んで育てると1mほどにはなるようです。 花 写真のように、白、ピンク、赤などカラフルな斑点が入ります。人によっては、少しきつい印象を受けるかもしれません。 耐寒性・耐暑性
耐暑性は強いですが、耐寒性はありません。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:やさしい ※ 苗から育てる場合:やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Hypoestes phyllostachya 学名の説明 Hypoestes・・・・・hypo (下、下側)+ estia (家)が語源です。 phyllostachya・・・・・ギリシャ語の phyllon(葉)+ stachys(穂)が語源です。 |
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【主な種類と品種】 |
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名前は付いていないようですが、斑点が白、ピンク、赤の品種が出回っています。 | |||||||||||||||||||
【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 夏場は半日陰になるところが最適です。 ※ 鉢植えの場合は、夏場の水やりを忘れないようにします。 タネまき 種苗会社のカタログにタネが載っていますので、春にタネを播いて育てることができます。発芽も良好で、本葉が出始めると早くも色別の斑点が出てきます。 播く時期は、4月中旬〜5月中旬頃が適期です。箱まきにして、タネが隠れる程度に覆土します。 発芽後、本葉が3〜4枚ほどになったら、3号のポリポットに植え替えて苗を育てます。 植え付け タネから育てた苗は、ポットの底に根が回ったら、花壇やプランターなどに定植します。 花壇に植えつけるときは、腐葉土若しくはバーク堆肥を1u当たり10Lほど入れて、庭土とよく混ぜてから植えつけます。 初夏になると、園芸店やホームセンターに苗が出回るようになりますので、これを買って鉢やプランター植えつけると簡単に楽しめます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土、あるいは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 株間 花壇に植えるときは20cmほどにします。60cmの標準のプランターの場合は、3〜4株が目安です。 植え場所・置き場所 日当たりのよいところに植えつけます。 ただし、夏の直射日光が長く当たると葉焼けすることがありますので、夏場は半日陰になるところが最適です。 鉢やプランタープランで育てる場合も、梅雨明けまでは日当たりのよいところで、夏は半日陰になるところで育てます。 日常の管理 タネを播いて育てると、あまり草丈が高くなることはありませんが、草姿が悪くなったら切り戻しをします。 鉢植えの場合は、夏場の水やりを忘れないようにします。 花壇に植えておいたところ、翌年にはこぼれダネからたくさん発芽して小苗ができていましたので、タネを取っておけば、次の年も楽しめます。 肥料 花壇に植えるときは、化成肥料を1u当たり50gほど施し、腐葉土(又はバーク堆肥)と一緒に庭土とよく混ぜてから植え付けます。 鉢やプランターに植える場合は、元肥のほかに植え付けてから1月ほどしたら、追肥として月に2回程度液肥を与えるか、もしくは緩効性の固形肥料を置肥します。市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、元肥は不要です。 病気・害虫 ナメクジやハダニに注意します。 |
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