姫ヒイラギ |
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【姫ヒイラギについて】 |
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ヒイラギは、樹高が4〜6mほどになりますので鉢植えで栽培するには厳しいですが、この姫ヒイラギは、コンパクトな小葉品種で、鉢で育てるにはうってつけです。勿論、庭植えでもよく育ちます。 葉の長さは2pに満たない小葉で、小さいうちからよく咲きます。モチノキ科にヒメヒイラギという樹種がありますが、本種もヒメヒイラギとして流通していますので、ここでは姫ヒイラギとしています。 ヒイラギの花はよい香りを持っていますが、姫ヒイラギも小さな花がびっしりと咲いてよい香りが漂います。 【栽培メモ】 写真の株は、鉢植えで2年目で樹高が45cmほどになり、木が小さいながら花がよく咲いていました。その後、庭に降ろしましたが植えましたが、成長はゆっくりです。 |
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【姫ヒイラギの概要】 |
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樹高 1mになるでしょうか。それくらいになるにはしばらくかかりそうです。 花 花径が3oほどの白い小さな花で、とてもよい香りがします。 耐寒性・耐暑性
耐寒性、耐暑性があり、温暖地では庭植えにできます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Osmanthus heterophyllus 学名の説明 Osmanthus・・・・・・ギリシャ語の osme(香気)+ anthos(花)が語源です。 heterophyllus・・・・・「異形葉の」 |
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【主な種類と品種】 |
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ヒイラギはこちらをご覧ください。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 植え付け後しばらくは剪定はほんとど必要ありません。 植え付け 庭植えはもちろん、鉢で楽しむことができます。植えつけの適期は4月ごろですが、ポリポットや鉢に植えられている場合は、遅くならなければ秋に植えつけてもかまいません。土質は、腐食質に富んだ肥沃地が適しています。 庭に植えるときは、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 鉢植えの用土 赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜた用土などに植え付けます。赤玉土、鹿沼土、腐葉土(又はバーク堆肥)を4:3:3程度に混ぜた用土を使ったこともありますが、問題なく育っています。 植え場所・置き場所 庭に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。冬の北風が当たるところは、避けたほうが安全です。 鉢で育てる場合も日当たりのよいところに置きますが、できれば夏場は半日陰に置いて鉢が乾きすぎるのを防ぎます。 植え替え 鉢植えの場合は、2年に1回を目安に植え替えをします。 鉢から抜いて、表土と根鉢の三分の一ほど土を落として、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、もう少し多めに古い土を落として植え替えます。 剪定 姫ヒイラギは枝がそれほど伸びませんので、剪定はあまり必要ではありません。花が終わった後の12月から新枝が伸びる前までに、伸びすぎた枝を切り詰める程度にします。 肥料 庭植えの場合は、2月と9月に油かすに骨粉を2割ほど混ぜたものを株の周りに施します。木が大きくなれば特に必要ありません。 鉢植えの場合は、3月と9月に緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 カイガラムシが付くことがあります。 |
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