ヒイラギ |
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【ヒイラギについて】 |
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ヒイラギは、福島県以西に自生しているモクセイ科モクセイ属の常緑中木です。柊と書くようにキンモクセイの花が終わった11月になって白い花が咲きだします。とてもよい香りをもっています。 葉には鋸歯の先端が変形した棘があり、触ると痛いので侵入防止を目的とした生垣に使われますが、老木になると棘がなくなるようです。また、その名前も、葉の棘が刺さると、とても痛いことから、ヒリヒリ痛むという意味の古語である「ひいらぐ」に由来すると言われています。 なお、ヒイラギとギンモクセイとの雑種にヒイラギモクセイ(Osmanthus X fotunei)がありますが、白花でよい香りを持っています。 |
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【ヒイラギの概要】 |
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樹高 3〜6mほどになります。 花 白い小さな花で、とてもよい香りがします。 耐寒性・耐暑性
耐寒性、耐暑性がありますが、自生地は福島県以西と言われています。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Osmanthus heterophyllus 学名の説明 Osmanthus・・・・・・ギリシャ語の osme(香気)+ anthos(花)が語源です。 heterophyllus・・・・・「異形葉の」 |
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【主な種類と品種】 |
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斑入り葉のフイリヒイラギがあります。また、矮性種もあります。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 全体的な刈り込みは、花が終わった12月から新しい枝が伸びる前の3月の間に行います。 植え付け 植えつけは、春は4月、秋は9〜10月ごろが適しています。土質は、腐食質に富んだ肥沃地が適しています。 植え付ける際は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に三分の一程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 植え場所 日当たりのよいところを好みますが、半日陰でも問題ありません。 冬の北風が当たるところ、また、乾燥しすぎるようなところは避けるようにします。 剪定 花芽は新梢の葉腋(葉のわき)につきますので、今年伸びた枝が固まった6月下旬〜7月に、長く伸びすぎた枝を軽く剪定します。 全体的な刈り込みは、花が終わった12月から新しい枝が伸びる前の3月の間に行います。ヒイラギは萌芽力が強いので、強く刈り込んでも大丈夫です。 肥料 多肥は避け、冬にチッソ分の少ない肥料を寒肥として与えます。 病気・害虫 カイガラムシが付くことがあります。 |
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