パキスタキス |
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【パキスタキスについて】 |
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パキスタキスは、ペルー原産のキツネノマゴ科パキスタキス属の熱帯性の常緑低木で、耐寒性はありません。パキスタキス属は、中南米の熱帯地域に6種類ほどあるそうですが、この属の中でよく見かけるのがルテアで、通常、パキスタキスといえば本種を指します。 ルテアは、黄色の鱗(うろこ)状の部分が直立してよく目立ちます。下の写真のように植物園の温室では定番ですが、園芸店やホームセンターなどでも販売されています。 【栽培メモ】 鉢植えで育てましたが、思った以上に花がよく咲いてくれました。寒さに弱いですが、冬は室内で管理したところ、問題なく冬を越しました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【パキスタキスの概要】 |
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樹高 本来は1m〜1.5mほどになるようですが、鉢植えで育てる分にはそれほど大きくなりません。 花 茎の先端に長さ10pほどの花穂をつけます。花のように見える部分は、正しくは花ではなく、苞と呼ばれる部分です。本当の花は、写真のように白くて細長い形をしています。 耐寒性・耐暑性
耐暑性はありますが、耐寒性はありません。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:(冬の保温ができれば)比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Pachystachys・・・・・ギリシャ語の pachy(太い、厚い)+ stachyus(穂状花)が語源です。 lutea・・・・・「黄色の」 |
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【主な種類と品種】 |
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パキスタキス属の中で一般に栽培されているのが本種のルテアです。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 夏場を除き、日当たりのよい場所で育てます。 植え付け 耐寒性がないので、通常は鉢植えで育てますが、庭に植えて10月下旬ごろまでに鉢に取り上げるという栽培方法もあります。 一般には、春から初夏に開花株が出回りますので、これを買って育てます。 購入した株の鉢が小さいときは、根鉢を崩さないようにして一回りもしくは二回り大きい鉢に植え付けます。 鉢植えの用土 赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜた用土などを使います。 置き場所 日当たりが悪いと花つきが悪くなりますので、夏場以外は、日当たりのよい場所で育てます。 夏場は、日当たりのよい場所に置くと強い日差しで葉焼けする場合がありますので明るい日陰に移し、鉢が乾燥しすぎるのを防ぎます。 植え替え 植え替えは、5月頃が適期です。 小さい鉢の場合は毎年、大きめの鉢の場合でも2年に1回は植え替えをしないと、根詰まりして生育が悪くなります。また、花もあまり咲かなくなります。 日常の管理 鉢植えの場合は、水切れにならないようにします。夏場は特に乾きやすいので注意します。 冬の管理 耐寒性がありませんので、冬は室内に取り込みます。取り込む前に、伸びすぎた枝を切り戻しておきます。庭に植えた場合は、遅くても10月中に掘り上げて、鉢に取ります。 水やりは少なくし、鉢土が乾いたら晴れた日の午前中に水やりをします。 室内でも、温度が十分でないと葉を落とすことがありますが、低温に当てなければ春に芽が出てきます。 ふやし方 5〜7月ごろに、バーミキュライトなどに挿して増やすことができます。 肥料 植え付けるときに緩効性肥料を用土に混ぜて植えつけます。また、追肥として成育期間中に緩効性の固形肥料を定期的に置肥するか、もしくは、液肥を月に2〜3回与ます。 病気・害虫 カイガラムシがつくことがあります。 |
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