バーベナ・テネラ |
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【バーベナ・テネラについて】 |
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バーベナは、一年草のものと宿根性のものに分かれますが、バーベナ・テネラは、ほふく性の宿根バーベナです。この系統の中では、サントリーフラワーが開発した‘タピアン’がよく栽培されますが、これは、テネラを基に育成されたものです。 バーベナ・テネラは、とても丈夫で、花期も長いので利用価値が高い宿根草です。そのうえ、ウドンコ病にも強く、発生することはまずありません。 ところで、このバーベナ・テネラは、クマツヅラ属(Verbena)とされていましたが、今はビジョザクラ属になっています。そのため、ヒメビジョザクラと呼ばれることがあります。 【栽培メモ】 バーベナの中では丈夫な種類で、耐寒性、耐暑性が強く、庭植えで冬を越しています。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【バーベナ・テネラの概要】 |
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草丈 ほふく性で、草丈は20pほどでしょうか。よく広がりますので、グランドカバーとしても十分使えます。 花 写真のようにバーベナ特有の花の形をしています。花色も豊富でブルー、紫、ピンクなどがあります。 耐寒性・耐暑性
耐寒性、耐暑性があります。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Glandularia・・・・・ 「腺」に由来します。 tenera・・・・・「細い」、「軟弱な」 |
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【主な種類と品種】 |
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この系統のバーベナでは、テネラを基に育成されたタピアンがおなじみです。色はブルー、紫、ピンクなどですが品種名は付いていませんでした。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 花が一通り終わって、草姿が乱れてきたら適宜に切り戻しをします。 植え付け 園芸店やホームセンターなどでは、春先に開花株やポット苗が売られていることが多いので、通常は、これらを買って育てることになります。 ポット苗を購入したときは、できるだけ早く花壇やプランターなどに植え付けます。プランターに植え付ける場合は、径の大きな浅底のボールプランターが適しています。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土、あるいは赤玉土、腐葉土(又はバーク堆肥)、パーライト(軽石砂)を6:3:1程度に混ぜた用土などを使います。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けますが、夏の西日が長く当たらないところが最適です。 鉢やプランターに植えた場合も、秋から春は日当たりのよいところに置いて育てます。 植え替え 鉢やプランターで育てている場合は、冬を越したら、毎年、春先に植え替えます。 花壇に植えている場合も、2年ほどたったら別の場所に植え替えた方が成育がよくなります。 日常の管理 鉢やプランターに植えている場合は、過湿にならないようにし、鉢土の表面が乾いてきてから水やりをします。 花が一通り終わって、草姿が乱れてきたら適宜に切り戻しをします。 夏の管理 夏の暑さには比較的強いですが、鉢やプランターは、風通しのよい半日陰に置くようにします。肥料は与える必要はありません。 冬の管理 耐寒性がありますので、温暖地では花壇に植えても霜除け等は必要ありません。 鉢やプランターは、軒下など霜の当たらないところに移しておきます。水やりは控えめにします。 ふやし方 挿し芽ができます。バーミキュライト等に挿せば発根します。 肥料 花壇に植える場合は、植え付け時に緩効性の肥料を与えます。後は、春と秋に固形肥料を月に1回程度与えます。 鉢やプランターに植える場合は、元肥のほかに追肥として春と秋に緩効性の固形肥料を置肥するか、もしくは、2週間に1回程度液肥を与えます。市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、元肥は不要です。 病気・害虫 バーベナの大敵であるウドンコ病にかかりにくいので、あまり気にする必要はありません。ほかには、アブラムシ、オンシツコナジラミなどが発生することがあります。 |
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