ハーデンベルギア |
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【ハーデンベルギアについて】 |
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ハーデンベルギアは、オーストラリア原産のマメ科のツル性植物です。和名をヒトツバマメといいますが、各節から葉が1枚出るところが特徴です。可愛らしい花を房状に咲かせることから人気があり、園芸店やホームセンターなどでは2月ごろからよく見かけます。 耐寒性がすこし弱いことと、夏の高温多湿と強光がやや苦手ですので、このことを考慮して栽培する必要があります。 【栽培メモ】 鉢植えにして、納屋の日の当たるところに置いてありましたが、なんとか冬を越すことができました。夏場の管理も大切で、アンドン仕立てにした鉢植えを日当たりのよいところに置いてあったところ、乾燥させすぎて枯らしたことがあります。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ハーデンベルギアの概要】 |
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樹高 草丈は50cmから2.5mにもなり ます。一般にはアンドン(行灯)に仕立てたものがよく出回っています。 花 エンドウに似た小さな花を房状に咲かせます。 花色は紫が一般的ですが、白、淡ピンクなども出回っています。 耐寒性・耐暑性
耐寒性が弱いので、霜が当たると傷みます。耐暑性はありますが、夏の直射日光と乾燥を嫌います。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:比較的やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:やや難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Hardenbergia・・・・・ イギリスの植物学者ジョージ・ベンサムがオーストリアの伯爵夫人 Franziska von Hardenberg に因んで命名したもの violacea・・・・・「紫紅色の」、「スミレ色の」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 耐寒性がやや弱いので、一般的には鉢植えで育てます。 ※ つる性で枝がよく伸びますので、アンドン仕立てにします。 植え付け 通常、春先に鉢植えの開花株が園芸店やホームセンターなどに出ていますので、これを買って育てることになります。けっこう早くから、たぶん1月には園芸店に開花株が出ていたように記憶しています。開花株を購入したときは、室内に置き、植え替えは暖かくなるまで待ちます。 ただし、3〜4号ポット程度の小さい鉢に植えられた株を手に入れたときは、根鉢を崩さないようにして、大きめの鉢に植えつけて、暖かくなるまでは室内で育てます。 無霜地域では庭植えにできますが、1年は鉢で育ててから植えつけるほうが無難です。 鉢植えの用土 水はけのよいことが大切で、市販の培養土に軽石砂あるいはパーライトを2割ほど混ぜたものなどを使います。 置き場所 日当たりのよいところから半日陰で育ちますが、夏の強い日差しを嫌いますので、夏場は半日陰に置くようにします。 過湿を嫌いますので、梅雨時や長雨が続くときは雨の当たらないところに移します。 植え替え 鉢植えは、2年に1回を目安に植え替えます。時期は花後が適期で、その際、剪定も同時に行います。 ハーデンベルギアは、つる性で枝がよく伸びますので、通常、アンドン仕立てにしますが、購入したときの支柱は小さいので植え替えの際、大きめのものに取り替えます。 日常の管理 やや乾燥気味を好むため、過湿にならないように、水やりは土の表面が乾いてからにします。逆に、乾燥させすぎるとダメージが大きいので、水やりを忘れないようにします。 剪定 ツルがよく伸びますので花後に一度剪定しますが、それ以外でも伸びすぎた枝があれば、適宜切り戻しをして樹形を整えます。 冬の管理 冬は、温暖地の場合は霜の当たらない軒下や玄関先でも大丈夫ですが、寒さの厳しい日は室内に取り込んだほうが無難です。 冬も、鉢土の表面が乾いたら水やりをして、乾燥させすぎないようにします。 肥料 マメ科の花木ですので、花後と9月頃に緩効性の固形肥料を少し与える程度で十分です。 庭植えの場合は、やせ地でなければほとんど必要ありません。 病気・害虫 ツノロウカイガラムシが付いたことがあります。また、アブラムシが付くことがあります。 |
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