ハマボウ |
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【ハマボウについて】 |
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ハマボウ(浜朴)は、西日本から韓国済州島、奄美大島に分布しているアオイ科フヨウ属の落葉中木です。夏になって、花が少なくなる時期に鮮やかな黄色の花が咲きます。塩分に強い塩生植物ですが、塩分のないところでもよく生育します。 写真の木は、高知市内の川沿いに植わっていたもので、たくさん花を付けていました。高知県東部の海岸近くでも、しばしば見かけます。ただし、自生のものは少なくなっていて、高知県でも絶滅危惧T類に指定されています。 ところで、ハマボウの語源は、「浜辺に生えるホウノキ」と言われていますが、「ホウ」をフヨウの転訛ではないかとする説もあります。 |
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【ハマボウの概要】 |
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樹高 2〜3mになります。葉には厚みがあり、裏側は灰白色の毛に覆われています。 花 花径5〜6pの黄色の花で、一日花です。 耐寒性・耐暑性
比較的耐寒性があり、関東以西の太平洋岸などでは庭植えが可能です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Hibiscus hamabo 学名の説明 Hibiscus・・・・・マロウ(アオイ)に似た植物のギリシャ語(ラテン語)の名前に因みます。 hamabo・・・・・和名のハマボウに由来します。 |
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【主な種類と品種】 |
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オオハマボウ(H. tiliaceus)は、アオイ科の常緑高木です。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 伸びすぎた枝などは、1〜2月ごろに切り詰めます。 植え付け 園芸店やホームセンターなどで見かけることはほとんどありませんので、ネットの通販などで購入して植え付けることになります。木が比較的大きくなりますので、通常は庭植えにします。ただし、盆栽で育てる場合は別です。 庭に植える場合は、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度の腐葉土若しくはバーク堆肥を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。植えつけ後は、十分に水やりをし、根付くまではあまり乾燥させないようにします。 植え場所 日当たりのよいところへ植え付けます。 日常の管理 もともと河口の湿地などに自生する木ですが、通常は水やりの必要はほとんどありません。ただし、夏場などに晴天が続いて、地面が乾燥したときは、たっぷりと水やりをします。 剪定 自然に樹形をつくるので剪定はあまり必要がありませんが、伸びすぎた枝などは、1〜2月ごろに切り詰めます。 肥料 幼木のときは、2月ごろに、油カスと化成肥料を等量に混ぜたものを株元に50g(二握り)程度与えます。 木がある程度大きくなれば、後は、特に肥料を与えなくても差し支えありません。 病気・害虫 ハマキムシに注意します。 |
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