バーバスカム・シェクシー

バーバスカムの花
写真 ‘ウエディングキャンドルズ’
撮影時期 2015.5.4
栽培状況 秋播き後、プランターで栽培(冬は簡易ハウス)

科名・属名

ゴマノハグサ科
モウズイカ属

園芸分類

春まき二年草
宿根草

別名

(特にありません)

原産地

ヨーロッパなど

用途

庭植え

花期

4〜5月

【バーバスカム・シェクシーについて】

バーバスカム・シェクシーは、南ヨーロッパ〜中央ヨーロッパなどが原産のゴマノハグサ科モウズイカ属の大型の宿根草(春播き二年草)です。

‘ウエディングキャンドルズ’は、長く伸びる花茎が特徴で、花の咲いている部分だけで50cmほどにはなります。ロゼット状の葉もとてつもなく大きく、葉身が35cm、葉柄を入れると40cmを超えます。

【栽培メモ】

国華園で販売されていたウエディングキャンドルズを秋に播いてみましたが、発芽までに時間がかかり、諦めかけていたころに発芽しました。タネが小さく、時間もかかるので発芽までもっていくのがポイントになります。

発芽後の成長は比較的ゆっくりですが、暖かくなってくると一気に葉が大きくなり、花茎もどんどん伸びていきます。

無加温のビニールハウスで育てましたが、通常の栽培では、苗が小さいうちに冬が来てしまうので、秋播きの場合は、設備がないと、この花を咲かせるのはやや厳しいかなと思いました。

もっとも、開花株でも、夏場、涼しいところに置いた株は夏を越しましたので、保温設備がない場合は、春播きにして、苗の状態で夏を越し翌春に開花させることが可能です。むしろ、こちらが一般的だと言えます。

【バーバスカム・シェクシーの概要】

バーバスカム・シェクシーの花

草丈

花茎が伸びてくるまではロゼット状ですが、花茎の先までは1mほどになります。

長い花茎を伸ばして、小さな花をびっしりと付けるので見映えがします。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 比較的強い
耐暑性 比較的強い

耐寒性はありますが、耐暑性もそこそこあり、夏場、涼しいところに置けば宿根します。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

タネから育てる場合:比較的やさしい

苗から育てる場合:やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Verbascum chaixii

学名の説明

Verbascum・・・・・barbascum(ひげのある)が語源です。

chaixii・・・・・18世紀の植物学者 Dominique Chaix の名前への献名

【主な種類と品種】

‘ウエディングキャンドルズ’

白花で、花の中央部は紫色です。

‘シックスティーンキャンドルズ’

花径2cmほどの黄色の花が咲きます。(写真:中)

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 鉢やプランターで育てる場合は、乾燥させ過ぎないようにします

※ 花茎が長く倒れやすくなりますので、その場合には支柱をします

タネまき

秋播きの場合、フレームやビニールハウスがないと翌春の開花は望めませんので、そうした設備がない場合は、春播きとします。発芽適温は20度前後ですので、春播きは4月中旬〜5月上旬ごろに、秋播きの場合は、9月下旬〜10月上旬に箱播きします。

タネが細かいので覆土はせず霧吹きで乾燥を防ぎます。発芽までに2〜4週間かかりますので、用土が乾かないよう注意します。

発芽後の生育がゆっくりですので、本葉が2〜3枚になったら、まずは2.5号(7.5cm)のポリポットに植え替えます。

秋播きの場合は、寒くなってきたらフレームやビニールハウスに入れ、2.5号のポリポットに根が回ったら4号(12cm)のポリポットに植え替えて、薄めの液肥を与えながら春まで育てます。

バーバスカム・シェクシーの花

植え付け

春播きの場合は夏を越して秋に、秋播きの場合は翌春に定植します。

春播きの場合、2.5号のポットに根が回ったら、根鉢を崩さないようにして4号ボットに植え替えます。鉢やプランターで育てる場合は、そのまま鉢やプランターに植え付けます。

酸性土壌を嫌いますので、花壇に植える場合は、植えつけの前に苦土石灰を1u当たり100gほど撒いて耕しておきます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土、あるいは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

株間

葉がとても大きくなり幅を取りますので25〜30pほどにします。20cmだと少々窮屈です。上の写真は、径38cmの丸型プランターに3株植えています。

植え場所・置き場所

庭植えの場合は、日当たりと水はけのよいところを好みますが、夏の西日が当たらないところが適しています。

鉢やプランターも夏場以外は日当たりのよいところで育てます。

日常の管理

鉢やプランターに植えた場合は、株が大きくなり花茎が出てくるころになると、鉢の水分が少なくなると葉がぐったりしてきますので、乾燥させ過ぎないようにします。

花茎が長く倒れそうになるので、その場合には支柱をします。

夏の管理

春に播いて育てた苗は、ポットに植えたまま半日陰もしくは明るい日陰に置いて夏を越させるようにします。

鉢植えは、半日陰もしくは明るい日陰に置いて夏を越させるようにします。

冬の管理

秋播きの場合は、冬も生育させないと春に開花株にもってくるのは難しくなります。

肥料

植え付け時に緩効性肥料を与えます。また、鉢植えは、1週間に1回程度液肥を与えます。

病気・害虫

ハダニが発生することがあります。

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