ネペタ |
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【ネペタについて】 |
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ネペタの仲間ではキャットミントやキャットニップがおなじみですが、単にネペタと言えば、日本に自生するシソ科ヌハッカ属のミソガワソウ(Nepeta subsessilis)の選抜改良種を指す場合もあります。 ここでは、これらについて記載しています。なお、ミソガワソウという名前は、木曽の味噌川の付近に多く自生していることに由来します。 ところで、キャットミントをネペタと呼ぶ場合もありますが、キャットミントがイネハッカ属(ネペタ属)であることから、他のイネハッカ属(ネペタ属)の宿根草をひっくるめてキャットミントと呼ぶのは正確ではありません。 【栽培メモ】 タネが販売されていますので、タネを播いて育てることができます。極端な暑さ寒さを嫌いますが、比較的育てやすい宿根草です。 もっとも、1日中日の当たる花壇に植えていたので、花後の夏には枯れてしまいましたので、そうした環境では短命のようです。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ネペタの概要】 |
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草丈 50〜60cmほどになります。 花 長い花茎の先に花がまとまって咲きます。花色は、ピンクやブルーが主です。 耐寒性・耐暑性
極端な暑さ寒さを嫌います。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:やや難しい ※ 苗から育てる場合:比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Nepeta・・・・・イタリアの地名 Nepete に由来します。 subsessilis・・・・・ラテン語の sub(部分的に、ほとんど)+ sessilis(低い)が語源です。 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ タネから育てる場合は、通常は春まきにします。 タネまき 発芽適温は15〜20度ですので、春まきは3月下旬〜4月、秋播きは9月中旬〜10月が適期です。箱まきして、覆土は、タネが隠れる程度にします。 発芽後の生育がゆっくりですので、苗がつまめるようになったら、まずは2号(6cm)のポリポットに取り、2号のポリポットに根が回ったら、3号(9cm)のポリポットに植え替えて苗を育てます。 秋まきにした結果では、発芽までに少々時間がかかり、発芽後の生育がとてもゆっくりですので、株が小さいうちに冬が来てしまいます。そこで、無加温のビニールハウスに移しましたが、それでも葉を落としてしまいましたので寒さで枯れたのかと思っていたら、春になって芽が出てきました。 ということで、保温設備があれば別ですが、そうでなければ春まきがよいのではないかと思われます。もっとも、春播きの場合は、開花が翌春になります。 植え付け タネから育てた場合は、本葉が6〜7枚になって、ポットに根が回ってきたら庭やプランターなどに定植します。 苗が販売されていますので、春に苗を植えつけるとその後の生育もよく、栽培は簡単です。 株間 20cmほどにします。 植え場所・置き場所 庭に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。ただし、関東以西の温暖地の場合は、午後は日陰になるところが適しています。少なくても、夏の西日が当てるようなところは避けた方が賢明です。 鉢に植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てますが、夏場は、半日陰に移します。 日常の管理 花の終わった花茎は、早めに切り取っておきます。 夏の管理 鉢やプランターで育てている場合は、夏場は半日陰の涼しいところに置くようにします。 冬の管理 耐寒性がありますが、極端な寒さを嫌いますので、鉢やプランターは霜の当たらない軒下に置きます。 春先に庭に定植した株は、寒さの厳しいときは不織布を掛けておくと生育がよくなります。 肥料 庭に植えるときは、緩効性の化成肥料を庭土に混ぜて植え付けます。後は、春と秋に追肥します。 鉢やプランターに植える場合、市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、植えつけ後、1月ほどしたら夏場を除き、液肥を2週間に1回程度施します。用土を調整したときは、植えつけ時に緩効性の化成肥料を与え、後は、同様に追肥をします。 病気・害虫 特にはないようです。 |
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