ネリネ(春植え) |
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【ネリネ(春植えタイプ)】 |
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ネリネは、一般には9月初めに植え付けしますが、ここでは、春植えの品種を取り上げています。春植えタイプのネリネは、夏植え球根が温かくなると葉が枯れていくのとは逆に、暖かくなってから生育をはじめ、晩秋から冬に花が咲いた後で葉が枯れていきます。花期の遅い品種は、12月から1月にかけて咲きますので貴重です。 いづれも原産は南アフリカで、最も代表的な種類はピンクの花が咲くボーデーニー(Nerine bowdenii)ですが、それ以外にも数種が栽培されています。 【栽培メモ】 鉢植えで育てていますが、丈夫な球根で栽培は容易です。寒さにも比較的強く、冬は霜の当たらない軒下に置いていますが、問題なく冬を越しています。 |
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【ネリネ(春植えタイプ)の概要】 |
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草丈 草丈は30〜50pほどになります。 花 花は、秋植えの品種と違って豪華さは劣るかもしれませんが、それはそれで風情があります。花色はピンク、白などです。 耐寒性・耐暑性
耐寒性がありますので、温暖地の場合では軒下で冬を越せます。耐暑性もあり、丈夫な球根と言えます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Nerine 学名の説明 Nerine・・・・・ギリシャ神話の水の精の名前に由来します。 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 植え付けの際、腐葉土や堆肥類は混ぜない方が無難です。 ※ 球根の肩が見えるくらいの浅植えにします。 植え付け 耐寒性はありますが、開花時期が11〜12月ごろになりますので、鉢植えで育てた方が安心です。球根を買って植え付ける場合は、4〜5月頃が適期です。入手したらすぐに植えつけます。 鉢植えの用土 過湿を嫌いますので水はけのよい用土に植えつけます。赤玉土などを使い、腐葉土や堆肥類は混ぜない方が無難です。 私は、赤玉土と鹿沼土を2対1程度に混ぜた用土に植えていますが、問題なく育っています。 植え付けの深さ 植えつけは、球根の肩が見えるくらいの浅植えにします。 株間 5号鉢に3球程度を目安にします。8号鉢に10球ほど植えるとにぎやかに咲いてくれます。 置き場所 植えつけ後は涼しい半日陰に置き、葉が伸びてきたら日当たりのよいところに置きます。 植え替え 植え替えは3〜4年ごとに行います。4〜5月頃に掘り上げすぐに植えつけます。 日常の管理 植えつけ時に十分灌水し、以後は鉢の表面が乾いたら水をやるようにします。過湿にならないように注意します。 冬の管理 12月にはまだ花が咲いていますので、温暖地では霜の当たらない暖かいところに置きます。 ふやし方 分球して増やすことができます。 休眠期の管理 花が終わったら葉が枯れてきますが、掘り上げたりせず鉢に植えたまま、雨の当たらない暖かいところで冬を越させます。温暖地では軒下で大丈夫です。 肥料 ネリネはやせ地に強い植物ですので、肥料はほとんど必要ありません。むしろ、与えすぎるとよい結果は得られません。ときどき、薄目の液肥を与えていますが、それで問題なく美しい花が楽しめます。 病気・害虫 特にはありません。 |
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