ネメシア Nemesia strumosa

ネメシアの花
写真 ネメシア
撮影時期 2009.3.21
栽培状況 秋まき後、庭植え(冬は農ポリでトンネル)
科名・属名

ゴマノハグサ科
ネメシア属

園芸分類

秋まき一年草

別名

ウンランモドキ

原産地

南アフリのケープ地方

用途

庭植え、鉢植え

花期

3〜5月

【ネメシアについて】

ネメシアは、、南アフリカのケープ地方原産のゴマノハグサ科の秋まき一年草で、カラフルで大変きれいな花が咲きますので、育て甲斐のある草花です。昔の園芸図書には載っていませんので、どちらかと言えば新しい種類なのかもしれませんが、見かけるようになってずいぶんと経ちます。

極端な暑さ、寒さを嫌いますので、花壇に植えた場合は霜除けが必要となりますが、冬の防寒さえしっかりすれば、タネから育てることができます。

春には、園芸店やホームセンターなどで苗もよく売られていますが、どちらかと言えば宿根草タイプのものが多いようです。

栽培したところでは、秋まきにして、冬は、農ポリでトンネルをして育てたところ、春にはにぎやかに花が咲きました。

なお、宿根ネメシアは別に取り上げています。

【花の特徴と性質】

ネメシアの花

草丈

草丈は20〜30pで、庭植え、鉢植えともに適しています。

花茎は2〜3p程度ですが、よく分枝するので、株一杯に花をつけ満開時はたいへんきれいです。

色は多彩で、白、黄、橙、赤などの他に、バイカラーもあります。

耐寒性・耐暑性

耐寒性はそれほど強くありません。また、高温多湿が苦手なので、夏を越すことができません。

学名の説明

Nemesia・・・・・ギリシャ神話に登場する正義と報復の女神ネメシス(Nemesis)に由来します。

strumosa・・・・・「こぶ状の突起がある」

【主な種類と品種】

ダニッシュフラッグ

赤と白のコントラストが見事な2色咲きです。(写真下)

ネメシア・KLM

ブルーと白の2色咲きです。(写真中)

この他、サカタのタネなどから各色混合の種が出ています。

【育て方と栽培のポイント】

タネまき

タネから育てる場合は、9月下旬〜10月にまきます。関東以西の暖地の場合、春まきにすると、高温多湿になる時期と開花時期が重なり満足できる結果が得られません。寒さが厳しい地域は春まきとします。

清潔な用土を入れた育苗箱かピートバンにタネが重ならないようにまきます。覆土は、2mmほどにします。

発芽後、本葉が2〜3枚のころにポリポットに植え替えて育苗します。

ネメシアの花

植え付け

タネを播いて育てた場合は、ポットに根が回ったら定植しますが、秋に定植したときは霜除けが必要になります。

秋に定植しない場合は、ポットに植えた苗をフレーム内で育てます。この場合は、暖地は3月、その他のところは4月に入ってから定植します。

酸性土壌を嫌いますので、花壇に植える場合は、植えつけ前に苦土石灰を1u当たり100gほど撒いて、庭土とよく混ぜておきます。

1週間ほどしたら、バーク堆肥を1u当たり10Lと化成肥料を50gほど撒いて、庭土を深さ30cmほど耕してから植えつけます。

春に園芸店やホームセンターなどで苗が売られていますので、プランターなどに植える場合は、これを買って植えつけると手軽に楽しむことができます。

鉢植えの用土

赤玉土、軽石砂(川砂)、バーク堆肥(腐葉土)を5:2:3程度に混ぜた用土などを使います。

株間

20〜25cmほどにします。標準の60cmのプランターの場合は、3株が目安です。

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。

鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。

日常の管理

終わった花は早めに取り除きます。そのままにしていると、見栄えが悪く、病気の原因にもなります。

冬の管理

年内に花壇に定植する場合は、不織布あるいは農ポリなどでトンネルをして霜除けをしないと、霜に当たって傷んでしまいます。

霜除けをしないのであれば、春になって霜の恐れがなくなってから植え込みます。

ネメシアの花

鉢やプランターは、霜の当たらない軒下などにおいて育てます。水やりは少なくします。

肥料

花壇に植える際は、植えつけ時に化成肥料を1u当たり30〜50gほど施します。追肥は特にしなくてもよく咲いてくれます。

鉢やプランターに植える場合は、植えつけ時に緩効性の肥料を与え、後は暖かくなったら月に2回程度、薄めの液肥を与えます。

病気・害虫

育苗中にネキリムシの被害を受けることがあります。また、アブラムシが付くことがあります。

ページのトップに戻ります。このページのトップに戻ります。一覧へ戻ります。一覧に戻ります。