ディピダクス |
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【ディピダクスについて】 |
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ディピダクスとして流通しているのは、南アフリカケープ州原産のイヌサフラン科ウルムベア属のストリクタ種の秋植え球根で、クリスタルリリーとも呼ばれます。 この属は、以前はディピダクス属(Dipidax)に分類されていましたので、今でも、この名前で呼ばれています。なお、この属は、その後、オニクソティス属(Onixotis)とされ、今はウルムベア属(Wurmbea)になっています。 ウルムベア属はアフリカとオーストラリアに50種ほどあるとされています。この属のすべての種類がそうなのか未確認ですが、生育期には水草で、休眠期には乾いた球根となると言われている風変わりな性質を持っています。 【栽培メモ】 ストリクタは、腰水栽培をしなくても写真のように比較的よく咲きましたので、栽培はそれほど難しくなかったと記憶しています。もっとも用土が乾きすぎないようには注意しました。その後、球根の管理が悪く、どこかに消えてしまったのが残念です。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ディピダクスの概要】 |
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草丈 草丈は30〜40pほどです。 花 花径3pほどの6弁の花です。花色は白く、中心が紅を帯びた花が穂状に咲きます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性は中程度とされています。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Wurmbea・・・・・18世紀ドイツの植物学者 Friedrick Wilhelm von Wurmb への献名 stricta・・・・・「直立の」、「真っ直ぐな」 |
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【主な種類と品種】 |
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ウルムベア属には50種ほどあるようですが、栽培されているのは、ストリクタの1種のみのようです。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 生育期間中はたっぷりと水を与えます。 植え付け 耐寒性があまりないので、通常は鉢での栽培になります。植え付けは、9〜10月が適期です。 鉢植えの用土 赤玉土と腐葉土もしくはバーク堆肥を7対3程度に混ぜた用土などを使います。 植え付けの深さ 球根に3cmほどの土がかかる程度に植えつけます。 置き場所 日当たりのよいところで育てます。 株間 5号鉢に5球程度とします。 日常の管理 乾燥を嫌いますので、十分に水やりをします。 冬の管理 耐寒性はあまり強くないので、冬は室内で管理した方が無難です。 休眠期の管理 葉が黄色くなったら堀上げて、日陰で乾燥させて保管します。また、鉢に植えたまま乾燥させて保管してもかまいません。 ふやし方 分球と実生によって増やすことができるようですが、タネを播いたことはありません。 肥料 植え付け時に緩効性の化成肥料を与え、つぼみが出始めたら液肥を月2回程度与えます。 病気・害虫 特にはないようです。 |
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