デュランタ |
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【デュランタについて】 |
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デュランタは、メキシコからブラジル、アルゼンチンにかけての中南米原産のクマツヅラ科の常緑低木です。ただし、耐寒性がやや弱いので、冬は落葉し、寒さが厳しいときは枝も枯れ込みます。 タイワンレンギョウとも言いますが、原産地は台湾ではありません。比較的最近の花木ですが、丈夫で栽培が容易なこともあって、よく栽培されています。 枝がよく伸びてその先に花が付きますが、花が咲くころには枝が垂れ下がってきます。 耐寒性はあまりないですが、関東以西の温暖地では霜除けをすれば庭植えができます。 【栽培メモ】 暖冬の年は問題なかったですが、−3℃度まで気温が下がったときは、霜除けをしていなかったので、さすがに、地上部のほとんどが枯れてしまいました。幸い、株の下の方から芽が出てきて、その後、なんとか持ち直しました。 庭植えにすると枝が四方八方にどんどんと伸びていきます。このため、かなりのスペースが必要になってきますので、一度切り戻しをしていますが、それでも枝がよく伸びます。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【デュランタの概要】 |
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樹高 庭植えにすると2m近くまで枝を伸ばし、横にも広がりますが、寒くなると枯れ込んでしまいます。ただし、無霜地域では枝が枯れ込むことはなさそうです。 花 一般に出回っている品種は、紫色に白の覆輪が入る美しい花を咲かせます。その他、水色の花もあります。 花径1pほどの小さな花ですが、枝先に集まって咲くので、涼しげな印象を与えます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性はそれほど強くありませんが、関東以西の温暖地であれば庭植えできます。ただし、無霜地域でないと冬の寒さで地上部が枯れこみます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Duranta・・・・・16世紀イタリアの医師で植物学者の Castore Durante への献名 erecta・・・・・「直立した」 |
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【主な種類と品種】 |
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紫色に白の覆輪が入る‘タカラヅカ'がよく出回っています。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント 木の生育が早いので、大きくなりすぎた場合は、落葉後に強剪定をします。 植え付け 園芸店やホームセンターなどには、春から出回っていますので、これを買って育てます。耐寒性がやや弱いので温暖地以外は、鉢での栽培になります。 庭に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は、根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 鉢で育てる場合は、購入した鉢より二回りほど大きい鉢に植えつけます。 鉢植えの用土 赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 植え場所・置き場所 庭に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。耐寒性がやや弱いので北風の当たらない家の南側が適しています。また、枝が横に旺盛に伸びますので、それなりのスペースが必要です。 鉢で育てる場合も日当たりのよいところに置いて育てます。 植え替え 生育がよく根もよく伸びますので、鉢植えで育てている場合は、毎年、4〜5月ごろに植え替えをします。植え替えをしないと、樹勢が著しく悪くなります。 日常の管理 鉢植えの場合は、生育期は土の表面が乾いたら十分に水を与えます。夏場は、水切れに注意します。 また、枝の伸びが非常に旺盛ですので、7月ごろに伸びすぎた枝を軽く切り戻しておけば締まった樹形で花が咲きます。 剪定 木の生育が早いので、大きくなりすぎた場合は、落葉後に強剪定を行います。 冬の管理 鉢植えは、温暖地であれば軒下に移し、水やりは控えめにします。温暖地以外は、室内に取り込んだ方が安全です。 庭植えの場合は、無霜地域であれば大丈夫ですが、温暖地でも、強い冷えこみがあると枯れないまでもかなりのダメージを受けます。 ですので、冬が近づいたら思い切って切り戻しをして、マルチをするなどして霜除けをします。 ふやし方 挿し木で増やすことができます。適期は5〜6月頃です。 肥料 庭植えの場合は、植えつけ時に有機質肥料を与えます。後は、特に肥料を与えなくても差し支えありません。与えすぎると、木に勢いがつきすぎることになります。 鉢植えは、植えつけ、植え替え時に緩効性の化成肥料を与えます。後は、生育期間中、緩効性の固形肥料を定期的に置肥にして与えます。 病気・害虫 ハダニやアブラムシがつくことがありますが、それほどの被害は与えません。 |
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