テイカカズラ |
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【テイカカズラについて】 |
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テイカカズラは、キョウチクトウ科テイカカズラ属の常緑のツル性花木です。その名前は、式子内親王を愛した藤原定家が、死後も彼女を忘れられず、この葛に生まれ変わって彼女の墓にからみついたという伝説に由来すると言われています。 もっとも、藤原定家と式子内親王が恋愛関係にあったとの説は、いずれも後代の伝聞を書きとめたもので、史実ではないとされています。 なお、ハツユキカズラは、テイカカズラの園芸品種で、葉にピンクや白の美しい斑が入ります。 【栽培メモ】 庭植えの場合は枝がかなり伸びるようですが、10号ほどの大きな鉢に植えてなんとか収まっています。ですので、ある程度までなら鉢植えでも育てられないことはありません。 |
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【テイカカズラの概要】 |
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樹高 ツル性で、枝が伸びて広がっていきます。長さは10mほどになるようです。 花 花径2.5pほどの小さな花がたくさん咲きます。花は白色で、次第に黄色くなっていきます。 ジャスミンの仲間ではありませんが、とてもよい香りをもっています。 耐寒性・耐暑性
耐寒性、耐暑性があります。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Trachelospermum asiaticum 学名の説明 Trachelospermum・・・・・ギリシャ語の trachelos(頚、首)+ sperma(種子)が語源です。 asiaticum・・・・・「アジアの」 |
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【主な種類と品種】 |
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ピンクの花が咲く種類(写真:下)も出回っています。また、近縁種のスタージャスミンもよく栽培されています。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ ツル性ですのでポールやフェンスなどに誘引する必要があります。 ※ ある程度までならアンドン仕立てにして鉢植えで栽培できます。 植え付け 5月頃に、開花株が園芸店やホームセンターなどに出回ることが多いので、一般には、これを買って育てることになります。ツル性で枝がよく伸びますので庭植えが適していますが、ある程度までは大きな鉢で育てることもできます。 開花株を購入したときは、ひととおり花が終わったころに庭に植え付けますが、ツル性ですのでポールやフェンスなどに誘引する必要があります。温暖地では秋でも植えつけができます。 苗木の大きさにもよりますが、通常は、根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、腐葉土(又はバーク堆肥)を入れ庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。植えた後は、タップリと水やりをしておきます。 鉢で育てる場合、ポットに植わった苗木を購入したときは、とりあえず6号程度の鉢に植えつけ、植え替えの際に一回り大きい鉢に植え替えていきます。 鉢植えの用土 赤玉土とバーク堆肥を7対3程度に混ぜた用土に植えていますが問題なく育っています。 勿論、バーク堆肥の変わりに腐葉土でも差し支えありません。 植え場所・置き場所 日当たりのよいところに植え付けると花付きがよくなります。ただし、夏場は強い西日が当たるところは避けた方が無難です。 とはいえ、夏の午後もかなり遅くまで日の当たるところに植えていますが、特段の問題なく毎年よく花が咲いていますので、しっかりと根付いてしまえば、あまり神経質になる必要はないかと思います。 鉢植えも日当たりのよいところで育てますが、できれば、夏は水切れを防ぐ意味でも半日陰になるところに移します。 植え替え 鉢植えで育てているときは、毎年もしくは2年に1回は植え替えます。 日常の管理 鉢植えの場合は、夏の水切れに注意します。 剪定 テイカカズラは、夏には花芽ができますので、通常の剪定は、花後に行います。秋以降に強剪定をすると、花芽が切り取られるので、翌年花が咲かなくなります。 12月〜2月の剪定は補助的に、伸びすぎた枝を切り詰める程度にします。 肥料 庭に植える場合は、植えつけ時に有機質肥料を与えますが、後は、やせ地以外は特に必要はありません。むしろ枝が伸びすぎて困ることになります。 鉢植えの場合は、植えつけ時に有機質肥料を与えます。後は、4〜6月と9〜10月の間に、月に1回程度、緩効性の固形肥料を置肥をします。 病気・害虫 たまにカイガラムシが付くことがあります。 |
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