トキワヒメハギ

トキワヒメハギの花
写真 トキワヒメハギ
撮影時期 2007.2.12
栽培状況 鉢植え

科名・属名

ヒメハギ科
ヒメハギ属

園芸分類

小低木

別名

(特にありません)

原産地

ヨーロッパの中西部

用途

鉢植え

花期

3〜4月

【トキワヒメハギについて】

トキワヒメハギは、ヨーロッパの中西部原産のヒメハギ科ヒメハギ属の常緑小低木で、ハギの仲間ではなく、ポリガラの仲間です。なお、単にヒメハギ(Polygala japonica)と呼ばれるものは別種です。

よく見かけるのは、花弁の先端が黄、翼弁が紫紅色のグランディフローラという変種で、2〜3月頃に園芸店などで売られています。翼弁が白い基本種は白花トキワヒメハギとも言いますが、こちらの方はほとんど流通していないようです。

【栽培メモ】

夏の暑さで枯らしてしまったように記憶していますが、かなり以前のことなので、もう一度育てて確認してみたいと思っています。

【トキワヒメハギの概要】

樹高

20〜30pほどです。

花径1pほどの小さな花で、花弁の先端が黄、翼弁は白色又は淡い紫紅色です。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 やや弱い

耐寒性はありますが、耐暑性は弱いようです。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ 1年だけ育てる場合:やさしい

※ 翌年も育てようとする場合:(温暖地では)やや難しい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Polygala chamaebuxus var. grandiflora

学名の説明

Polygala・・・・・ギリシャ語の polys(多い)+ gala(乳)が語源です。

chamaebuxus・・・・・ギリシャ語の chamae(低い、小さい)+ buxus(ツゲ属の)が語源です。

grandiflora・・・・・「大きい花の」

【主な種類と品種】

基本種の Polygala chamaebuxus は、花弁の先端が黄、翼弁が白色で、白花トキワヒメハギとも言います。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

植え付け

通常は、春先に、花の咲いたポット植えの株が園芸店やホームセンターなどに出回りますのでこれを買って育てます。

名前のとおり小型の植物ですので鉢や小さなプランターで育てるのに向いています。また、夏の暑さに弱く、温暖地の場合、季節によって環境の変えられる鉢植えが適しています。

トキワヒメハギの花

鉢植えの用土

水はけのよい用土を使います。山野草用の培養土でも差し支えありません。

置き場所

日当たりを好みますので、秋から春までは日当たりのよいところに置きます。

植え替え

2年に1回を目安に、3月又は10月頃に植え替えをします。

日常の管理

表土が乾いたらたっぷりと水やりをします。

夏の管理

高山系の植物ですので、夏の暑さを嫌います。夏は風通しのよい半日陰に置きます。

高温多湿を嫌いますので、夏場はやや乾燥気味に管理します。

冬の管理

耐寒性が強く戸外で冬を越します。鉢植えの場合は、水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら晴れた日の午前中に水やりをします。

肥料

多肥は避け、春と秋に緩効性の固形肥料を少なめに置肥します。

病気・害虫

特にはないようです。

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