トサシモツケ

トサシモツケの花
写真 トサシモツケ
撮影時期 2014.5.2
栽培状況 庭植え

科名・属名

バラ科
シモツケ属

園芸分類

落葉低木

別名

(特にありません)

原産地

高知県、徳島県

用途

庭植え

花期

4〜5月

【トサシモツケについて】

トサシモツケは、バラ科シモツケ属の落葉中木です。最初に高知県で見つかったためにトサシモツケという名前が付いています。四万十川のほか、徳島県の那賀川や勝浦川にも自生しています。

シモツケとついていますが、シモツケよりもむしろ同属のコデマリに似た白い花が4〜5月に咲きます。花が美しいので庭植えに使われています。

【栽培メモ】

庭植えにしていますが、大変丈夫で、毎年よく花をつけます。枝がよく伸びますので、毎年の剪定が欠かせなくなっています。

【トサシモツケの概要】

樹高

1.5mほどの株立ち状になります。剪定をしながら育てると樹高を低く抑えることができます。

コデマリに似た小さな白い花が集まって咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 強い

耐寒性、耐暑性があり庭に植えることができます。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Spiraea tosaensis

学名の説明

Spiraea・・・・・ギリシャ語の speira(螺旋、らせん)が語源です。

tosaensis・・・・・「土佐の」

【主な種類と品種】

シモツケの仲間はこちらをご覧ください

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 花が終わった後、伸びすぎた枝などを切り詰めます。

植え付け

落葉樹ですので、11〜12月又は2〜3月に植えつけます。株立ち状になりますが、枝は上に伸びて横にはあまり広がりませんし、枝が垂れることもありませんので、それほど広いスペースは必要ありません。

苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

植え付けた後はたっぷりと水やりし、風で木がぐらつかないよう支柱をしておきます。

トサシモツケの花

植え場所

自生地では日当たりのよい河岸の岩場の上に見ることができますので、日当たりと水はけのよいところに植えつけます。

剪定

花が終わった後、伸びすぎた枝などを切り詰めます。

コンパクトに仕立て直すときも、花後に全体を切り詰めます。同時に古くなった枝を株元から切り取ります。

落葉後の剪定は、春の剪定後に伸びすぎた枝を軽く剪定する程度にとどまます。

肥料

庭植えの場合、肥料はほとんど必要ありません。

病気・害虫

カイガラムシが付くことがあります。

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