シモツケ

シモツケの花
写真 ベニバナシモツケ
撮影時期 2003.5.17
栽培状況 庭植え

科名・属名

バラ科
シモツケ属

園芸分類

落葉低木

別名

キシモツケ

原産地

日本、朝鮮半島、中国

用途

庭植え

花期

5〜6月

【シモツケについて】

シモツケは、日本の山野に自生するバラ科シモツケ属の落葉低木で、下野(しもつけ)、今の栃木県から出たのでこの名前が付いています。あまり大株にならず、毎年、美しい花が咲きます。

古くから知られていて、枕草子にもシモツケのことが出てきますし、江戸時代の古い園芸書にも取り上げられています。また、近年、花色や葉色に特徴のある魅力的な園芸品種も育成されていて、園芸店やホームセンターでも見かけることができます。

たまにウドンコ病が発生することがありますが、暑さ、寒さに強く、丈夫で育てやすい花木です。また、株がコンパクトにまとまりますので、ちょっとしたスペースにも向いています。

蛇足にはなりますが、シモツケソウ(Filipendula multijuga )はバラ科シモツケソウ属の宿根草で、まったく別の植物です。シモツケの別名のキシモツケは、木であることを言わんがためと思われます。

【栽培メモ】

以前にベニバナシモツケを、そして今は孔雀葉シモツケと源平シモツケを庭植えにしています。いずれも、あまりスペースを取らず、丈夫で、毎年、よく咲いてくれます。

なお、源平シモツケは、個体差なのか、白の花が大部分になっています。

【シモツケの概要】

シモツケの花
シモツケ(撮影日 2001.5.26)

樹高

あまり高くならず1m程度です。

根元から新しい枝が伸びるので叢状になります。

枝の先に、淡紅色の小さな花をたくさん付けます。

他に白花や紅と白花が咲き分けするものもあります。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 強い

耐寒性、耐暑性があり全国で栽培できます。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Spiraea japonica

学名の説明

Spiraea・・・・・ギリシャ語の speira (らせん、輪)が語源です。
※ これは、果実の形に由来すると言われています。

japonica・・・・・「日本の」

【主な種類と品種】

‘カントリーレッド’

今までにない非常に濃い赤桃色の花が咲く品種です。

‘ゴールドマウンド’

黄金葉の葉色で、ピンクの花が咲きます。

源平シモツケ

源平咲きシモツケとも呼ばれ、白と紅の花が咲く品種です。(写真:下から2枚目)

孔雀葉シモツケ

フリンジの葉が特徴のシモツケです。花は赤桃色で、晩秋には紅葉します。(写真:最下段)

【 育て方 】 −私はこう育てる−

シモツケの花
源平シモツケ(撮影日 2011.6.4)

栽培のポイント

※ 剪定は、花後に行います。

植え付け

植え付けは、落葉期の11〜12月か2〜3月に行います。土質は選びませんが腐食質に富む肥沃な土壌を好みますので、植え穴に腐葉土もしくはバーク堆肥を入れて、庭土によく混ぜて植えつけます。

植え付け後はたっぷりと水やりし、風で木がぐらつかないように支柱をしておきます。

植え場所

日当たりのよいところを好みますが、半日陰でも問題はありません。

剪定

手を入れなくてもある程度自然に樹形が整いますが、伸びすぎた枝などがあれば刈り込んでおきます。時期は、花後から落葉後の2月ごろまでに行います。

コンパクトに仕立て直すときは、花後に全体を切り詰め、同時に古くなった枝を切り取ります。

また、4〜5年に1回、花後に地際近くから全体を強剪定して枝の更新を図ります。

シモツケの花
孔雀葉シモツケ(撮影日 2014.5.10)

肥料

冬の間に、寒肥を施しますが、あまり多く与える必要はありません。多肥にすると樹形が乱れやすくなります。

病気・害虫

カイガラムシやウドンコ病に注意します。

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