ツルボ |
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【ツルボについて】 |
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ツルボ(蔓穂)は、秋の彼岸のころに土手などでに咲いているキジカクシ科ツルボ属の身近な草花で、以前はオオツルボ属に分類されていました。なお、ツルボ属の中で日本に自生しているのは本種だけです。 ところで、ツルボは野草の図鑑には載ってはいますが、栽培種としてはほとんど取り上げられていません。しかし、オオツルボ属の栽培品種と比較しても、さほど見劣りしない美しい花が咲きます。特に、まとめて植えると、一層、見栄えがします。 ツルボは春に葉が出てきますが、花を咲かせることなく夏には地上部が枯れてしまいます。そして、9月になって葉が出てきますが、この時期に花穂も出てきて花が咲きます。 【栽培メモ】 鉢植えで育てていますが、道ばたに生えているほどですので、とても丈夫で栽培は容易です。 |
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【ツルボの概要】 |
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草丈 10〜20cmほどになります。 花 葉の間から20〜30cmほどの花茎が伸びて、淡いピンクの花が穂状に咲きます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性、耐暑性があり丈夫です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Barnardia japonica(= Scilla scilloides) 学名の説明 Barnardia・・・・・イギリスの動物学者で植物学者の Edward Barnard への献名 japonica・・・・・「日本の」 |
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【主な種類と品種】 |
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シラーの仲間はこちらをご覧ください。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 株が込み合ってきたら、3〜4月に分球して株分けします。 植え付け 3〜4月か9月に植えつけます。土手でたくさん咲いましたので、2〜3株ていねいに掘り上げて鉢に植えつけましたが、丈夫に育っています。 鉢植えの用土 市販の球根用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 植え付けの深さ 庭植えで3cm、鉢植えの場合は1〜2cmほど用土が被る程度の深さに植え付けます。 植え場所・置き場所 日当たりのよいところで栽培しますが、半日陰でも特に問題はありません。 日常の管理 株が込み合ってきたら、3〜4月に分球して株分けします。鉢植えの場合は、植え替えを怠ると、だんだんと花が咲かなくなります。 冬の管理 耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。 鉢やプランターに植えている場合は、霜の当たらない軒下などに移し、水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら晴れた日の午前中に水やりをします。 ふやし方 植え替えのときに分球して増やすことができます。 肥料 肥料は特に必要ではありませんが、鉢植えの場合は、春と花後に置肥をします。 病気・害虫 特にはありません。 |
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