シラー |
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【シラーについて】 |
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シラーは、ヨーロツパ、アフリカ、アジアに100種類以上が分布しているという大所帯のグループです。日本には、近縁種のツルボ(Barnardia japonica)が自生しています。 さて、ここで取り上げているシラーは、シベリカ、ベルナ、ビフォリアなど小型の種類ですが、鉢やプランターで育てるのに向いていますし、花もなかなかきれいなので育て甲斐があります。また、早春から花が咲く種類もありますので、その点も魅力のひとつです。 なお、シラー・ペルビアナと最近までシラー・カンパニュラータと呼ばれていたヒアシンソイデスは別に取り上げています。 【栽培メモ】 鉢植えでは問題がありませんでしたが、シベリカなど小型の種類を庭植えにしたところ、狭い庭なのでいろいろ植えたため、他の草花に負けてしまいました。やはり、小型のシラーは、鉢植えに向いているようです。 |
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【シラーの概要】 |
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草丈 (主な種類と品種を参照してください。) 花 (主な種類と品種を参照してください。) 耐寒性・耐暑性
耐寒性が強く、栽培は容易です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Scilla spp. 学名の説明 Scilla・・・・・ギリシャの植物名から siberica・・・・・「シベリアの」 tubergeniana・・・・・植物学者の Cornelius Gerrit van Tubergen への献名 verna・・・・・「春の」 bifolia・・・・・「2枚の葉の」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 過湿を嫌いますので、鉢やプランターに植えている場合は、水やりは鉢土が乾いてからにします。 植え付け 耐寒性がありますので庭植えでも鉢植えでも育てられますが、シビニカなど小型のものは鉢やプランターで育てるのに向いています。植え付けは、10月中旬〜11月中旬が適期です。
酸性土壌を嫌いますので、庭に植える場合は、あらかじめ苦土石灰を撒いて庭土に混ぜておきます。植えつける際は、腐葉土(又はバーク堆肥)と緩効性の化成肥料を入れて、庭土を深さ20cmほど耕してから植えつけます。 鉢植えの用土 市販の球根用の培養土、もしくは赤玉土、腐葉土(又はバーク堆肥)、軽石砂を6:3:1程度に混ぜたものなどを使います。 植え付けの深さ 庭植えで3〜5cm、また、鉢植えの場合は1〜2cmほど用土が被る程度の深さに植え付けます。 株間 シベリカなど上記の4種類はいずれも小型ですので、3〜5cmほどの間隔で植え付けます。鉢植えの場合は、5〜6号鉢で5球が目安です。 植え場所・置き場所 庭に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。 植え替え 庭植えの場合は3〜4年は植えっぱなしでかまいませんが、高温多湿を嫌うので、関東以西の温暖地では、葉が枯れ始めたら毎年掘り上げて植え替えた方が安全です。 鉢やプランターに植えた場合は、毎年新しい用土に植え替えます。 日常の管理 過湿を嫌いますので、鉢やプランターに植えている場合は、水やりは鉢土が乾いてからにします。 花が終わったら、タネを採る場合を除き早めに花ガラを取り除きます。 冬の管理 耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。 鉢やプランターに植えている場合は、水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら晴れた日の午前中に水やりをします。 休眠期の管理 葉が黄色くなり始めたら休眠期に入りますので、庭植えの場合は球根を掘り上げ、水洗いして日陰で乾燥させます。
球根が乾いたら、ネットの袋などに入れて秋の植え付け時まで保管しておきます。保管場所は、雨の当たらない日陰の風通しのよいところにします。 鉢やプランターの場合は、掘り上げてもかまいませんし、鉢ごと雨のかからない涼しいところで秋の植えつけ時まで保管しても差し支えありません。 肥料 庭で育てるときは、植え付け時には肥料を与えず、葉が出てから緩効性の化成肥料を株の周りに撒いておきます。 鉢やプランターで育てる場合も、葉が出てから緩効性の化成肥料を株元に撒いておき、後は、花後に緩効性の固形肥料を与えます。 病気・害虫 特にありません。 |
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