タイム |
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【タイムについて】 |
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タイムは、南ヨーロッパ原産のシソ科イブキジャコウソウ属の宿根草で、古代ギリシャ・ローマ時代から利用されてきたハーブです。たくさんの種類がありますが、大きくは立性とほふく性のタイムに大別されます。 葉は、濃いグリーン、ライムグリーン、黄色の斑入り、白の斑入りなど、色の種類もたくさんあります。ハーブとしては、主に、葉、茎を生のまま、又は乾燥させて香辛料として使われます。 イブキジャコウソウは、日本に自生するタイムの仲間です。 【栽培メモ】 いずれも丈夫で、病害虫の発生もなく、育てやすいものばかりでした。ただし、夏の高温多湿がやや苦手のようで、蒸れて株が傷んでしまうことがありました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【タイムの概要】 |
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草丈 15〜30pほどです。 花 極小さな花が咲きます。花色は白やピンクです。 耐寒性・耐暑性
耐寒性があり、耐暑性も比較的ありますが、夏の高温多湿をやや苦手とします。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (※ 強い、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Thymus・・・・・ギリシャの植物名に由来します。 vulgaris・・・・・「普通の」、「通常の」 citriodorus・・・・・「レモンの香りのする」 thracicus・・・・・(ギリシャの)「トラキアの」 serpyllum・・・・・「そっと進む」という意味のギリシャ語に由来します。 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 庭植えは、風通しのよいところが最適です。 タネまき タネから育てるときは4〜5月に播きます。2.5号ほどのポリポットに播きますが、タネが小さいので覆土はせず、用土が乾かないように霧吹きで水やりをします。 植え付け タネを播いて育てた場合は、ポットの底に根が回ったら定植します。 株分けしたものを植えつける場合は、春、秋いずれでもかまいません。 タイムは酸性土壌を嫌いますので、花壇に植えるときは、あらかじめ苦土石灰を撒いておきます。植え付けの際は、深さ20〜30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 株間 庭植えの場合は25〜30cm程度にします。鉢植えの場合は、30p程度の丸形プランターに植え付けます。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。また、蒸れに弱いので、風通しのよいところが最適です。 鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置きますが、高温多湿を嫌いますので、夏場は半日陰に置きます。 植え替え 花壇に植えている場合は、株が混みあって弱ってきたら株分けをして植え替えます。 鉢やプランターに植えている場合は、根詰まりを起こさないよう毎年植え替えます。一まわり大きい鉢やプランターに植え替えるか、同じ鉢やプランターを使う場合は、株分けをして植え替えます。 植え替えの時期は、庭植え、鉢植えのいずれの場合も、3〜4月もしくは9〜10月が適期です。 日常の管理 過湿を嫌いますので、鉢土の表面が乾いてから水やりをします。 夏の高温による蒸れを防ぐため、夏前に切り戻しをしておきます。 冬の管理 耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、温暖地では、霜除け等の必要はありません。 鉢やプランターに植えている場合は、冬場の水やりは控えめにします。 ふやし方 春か秋に株分けして増やすことができます。株分け以外で増やす場合は、5〜6月頃に挿し芽が可能です。 肥料 丈夫でよく広がりますので、庭植えの場合は、あまり肥料は必要ありません。 鉢やプランターで育てる場合は、春と秋に緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 特にありません。 |
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