タツタソウ(竜田草) |
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【タツタソウについて】 |
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タツタソウ(竜田草)は、中国東北部や朝鮮半島北部などが原産のメギ科タツタソウ属の多年草です。名前の由来は、日露戦争当時、軍艦竜田丸の乗組員が持ち帰ったことによるものと言われています。 早春に咲く薄紫の花が美しいことから、山野草として人気があります。もし、日本に自生していたら絶滅危惧種になっていたのではないかと想像されます。 【栽培メモ】 本来は寒地向きの多年草とは思いますが、栽培したところでは、鉢植えで管理したところ、なんとか夏を乗り切ることができ、花もそこそこ咲きました。ですので、関東以西の温暖地でも夏の管理に気を配れば栽培可能と思われます。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【タツタソウの概要】 |
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草丈 20〜25pほどになります。花後に一気に葉が伸びてきます。 花 花径は1pほどの小さな花ですが、美しい薄紫の花が咲きます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性は強いですが、夏の暑さを嫌います。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 (関東以西の温暖地では)やや難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Plagiorhegma・・・・・ ギリシャ語の plagio(斜めの)+ rhegma(弾分さく果)が語源です。 dubium・・・・・「疑わしい」、「曖昧な」 |
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【主な種類と品種】 |
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一般に栽培されている種類の他、北アメリカ東部に自生する白花タツタソウがあります。ただし、こちらの方は見たことはありません。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 夏は、は涼しいところに置くようにします。 植え付け 9月下旬〜10月中旬が適期ですが、ポット苗の場合は、2〜3月でも差し支えありません。 耐暑性がそれほどないのと夏の強光を嫌いますので、温暖地の場合は、季節に応じて環境の変えられる鉢植えが適しています。 植え付けの際は、根鉢をあまり崩さないようにして、一回り大きい鉢に植え付けるようにします。 鉢植えの用土 山野草用の培養土など水はけのよい用土を使います。 置き場所 秋と春先は日当たりがよいところに置きます。春の終わり頃から半日陰に移します。 植え替え 2年に1回、9月下旬〜10月頃に根を傷めないように植え替えします。 日常の管理 葉が非常に早く枯れますので、株がダメになったと勘違いしてその後の管理を怠らないようにします。 冬の管理 耐寒性が強く戸外で冬を越します。水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら晴れた日の午前中に水やりをします。 夏の管理 高温多湿に弱いので、温暖地の場合は、風通しがよく午前中に少しだけ日の当たるようなところ、もしくは明るい日陰に置くようにします。 ふやし方 植え替えの際に株分けをして増やすことができます。この際、あまり細かく分けない方がよいとされています。 肥料 肥料は花後と秋に置き肥するとともに、初夏までに液肥を与えます。 病気・害虫 ナメクジやヨトウムシに葉を食べられることがあります。 |
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