セイヨウサンザシ |
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【セイヨウサンザシについて】 |
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セイヨウサンザシは、ヨーロッパの北部から中部が原産のバラ科サンザシ属の落葉中木です。世界史にメイフラワー号が出てきたのをご存じだと思います。信仰の自由を求め、イギリスの清教徒がアメリカに渡ったときの船の名前ですが、このメイフラワーというのがセイヨウサンザシのことです。ヨーロッパでは春の代表的な花木で、5月に咲くところからこの名前がついています。 基本種は白花のようですが、園芸店やホームセンターでもっぱら販売されているのは、赤花の品種です。秋になると赤色の果実がたくさん付きます。 なお、サンザシ(山査子)(Crataegus cuneata)は、中国原産の落葉中木で、薬用植物として植えられています。 【栽培メモ】 植えてから少し経っていますが、生育はゆっくりで、なかなか大きくはなりません。温暖地では生育が遅いのかもしれません。 花は、比較的よく咲きます。私の住んでいる香南市野市町では、4月下旬から咲き始めますが、5月にも咲いています。 |
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【セイヨウサンザシの概要】 |
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樹高 落葉中木で2〜3mほどになります。 花 原種は白花ですが、栽培されるのは桃紅色の八重咲きの品種が多いようです。 耐寒性・耐暑性
耐寒性があり全国で栽培できます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Crataegus laevigate 学名の説明 Crataegus・・・・・ギリシャ語の kratos(力)+agein(持つ)が語源で、この木の材質が堅いことに由来します。 laevigate・・・・・「平らで滑らかな」、「平滑になった」 cuneata・・・・・「くさび形の」 |
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【主な種類と品種】 |
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手に入るのは‘ポールズスカーレット’という品種です。小さいときからよく花をつけます。また、赤い実もたくさん付きます。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 剪定はほとんど不要ですが、剪定する場合は花後、すぐに行います。 植え付け 庭植えのほか、生育がゆっくりですので、ある程度は鉢植えで育てることができます。落葉樹ですので、11〜12月又は2〜3月頃に植え付けます。 庭に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3割程度の腐葉土若しくはバーク堆肥を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 植え付け後はたっぷりと水やりし、風で木がぐらつかないように支柱をしておきます。 鉢植えの用土 赤玉土、鹿沼土、バーク堆肥(腐葉土)を等量に混ぜた用土などを使います。 植え場所・置き場所 庭に植える場合は、水はけがよく、午前中に日が当たるようなところに植え付けます。西日が当たるようなところは避けた方が賢明です。 鉢やプランターに植えた場合も、午前中に日が当たるようなところに置きます。 剪定 ゆっくり成長しますので剪定はほとんど不要ですが、剪定する場合は花後、すぐに行います。 日常の管理 花後、そのままにしていると実がたくさん付きますが、木が小さいうちは木の負担になりますので、早めに取っておきます 肥料 2月ごろに寒肥を与え、後は、花後に緩効性の化成肥料を与えます。 病気・害虫 カイガラムシが付くことがあります。 |
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