セキドウサクラソウ

セキドウサクラソウの花
写真 セキドウサクラソウ
撮影時期 2023.11.3
栽培状況 鉢植え

科名・属名

キツネノマゴ科
アシスタシア属

園芸分類

常緑低木

別名

コロマンソウ

原産地

インド、マレー半島など

用途

鉢植え

花期

7〜11月

【セキドウサクラソウについて】

セキドウサクラソウ(赤道桜草)はサクラソウと付いていますがサクラソウ属ではなく、インドやマレー半島が原産のキツネノマゴ科アシスタシア属の常緑低木で、耐寒性はありません。別名をコロマンソウといいますが、A. coromandelianaとも呼ばれることに由来しているようです。

繁殖力が強く、沖縄などでは野生化して困るほどになるようです。もっとも、耐寒性が弱く無霜地域以外では鉢での栽培になりますが、鉢植えでは問題はないようです。

【栽培メモ】

苗木が手に入りましたので鉢植えで育てていますが、暑さに強く夏場も順調に育ち10月になって花が咲きました。

繁殖力が強いようですが、耐寒性がないので霜の降りる香南市野市町のようなところでは戸外で冬を越せないと思います。室内に入れてあったところ冬を越すことができ、7月には咲き始めました。

【セキドウサクラソウの概要】

セキドウサクラソウの花

樹高

1〜1.5mほどになるようです。写真の株は、鉢植えで80pほどになっています。

花径3〜4pの筒状の花が咲きます。花色はスミレ色や白などがあります。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 弱い
耐暑性 強い

耐寒性が弱く、沖縄などを除くと戸外では冬を越せないようです。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Asystasia gangetica

学名の説明

Asystasia・・・・・ギリシャ語の a(否、無)+ systasia(一致した)が語源で、「一致していない」、「相違している」という意味です。

gangetica・・・・・「ガンジス川の」

【主な種類と品種】

同じ属にはインツルサがあります。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

※ 不明な点がありますが、とりあえず以下のように育てることにしています。

植え付け

植えられている鉢が小さいときは、根詰まりしますので一回りか二回り大きい鉢に植え替えます。

セキドウサクラソウの花

鉢植えの用土

赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜた用土などを使います。

置き場所

日当たりのよいところを選ぶことが大切です。ただし、夏場は直射日光を避け半日陰で管理します。

植え替え

冬を越した株は、4〜5月ごろに植え替えます。

鉢から抜いて、表土と根鉢の三分の一ほど土を落として、一回り大きい鉢に植え替えます。

冬の管理

耐寒性がないので、冬は室内に取り込みます。

肥料

植えつけ時に緩効性の化成肥料を鉢土に混ぜ、後は、定期的に緩効性の固形肥料を置肥します。

病気・害虫

今のところ、特にはありません。

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