セイヨウニンジンボク |
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【セイヨウニンジンボクについて】 |
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セイヨウニンジンボクは、南ヨーロッパから西アジア原産のシソ科ハマゴウ属の落葉中木で、古くからホルモンのバランスを整えるハーブとして活用されてきました。また、花が美しいことから花木として人気があり、よく植えられています。 ところで、ニンジンボク(Vitex cannabifolia )は、中国原産で、葉の形がチョウセンニンジンに似ていることから、この名が付けられています。セイヨウニンジンボクは、このニンジンボクと同属で南ヨーロッパなどが原産だということで、その名前が付いたと言われています。 【栽培メモ】 非常に生育が旺盛で、庭植えにしていたところ、あっという間に大きくなりました。大きくなりすぎたため、一度、冬に地際近くまで思い切って強剪定をしましたが、そのうちに元の大きさに戻りました。 |
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【セイヨウニンジンボクの概要】 |
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樹高 2〜3mほどになります。株全体に香りがあります。 花 花茎の先端に小さな花が集まって10pほど円錐状になって咲きます。花色は淡紫や白花があります。 耐寒性・耐暑性
耐暑性があり、耐寒性も強いので、庭植えができます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Vitex agnus-castus 学名の説明 Vitex・・・・・viere(結ぶ)から出た植物名に由来します。 agnus-castus・・・・・ 貞操という意味があります。 |
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【主な種類と品種】 |
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ブルーとシルバースパイヤーの2種類の品種がでていました。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ スペースが十分ないときは、冬期に強剪定をします。 植え付け 通常は、春に鉢植えの苗木が売られていますので、これを買って植えつけますが、秋に植えても差し支えありません。非常に生育がよく、枝もよく伸びますので、鉢植えには不向きです。 苗木の大きさにもよりますが、通常は、根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3割程度の腐葉土若しくはバーク堆肥を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 植え付け後はたっぷりと水やりし、風でぐらつかないように支柱を立てておきます。 植え場所 日当たりのよいところに植えつけます。枝がよく伸び、横にも広がりますので、剪定をするにしても広めのスペースが必要です。 剪定 樹形そのものはそれほど乱れませんので、スペースに余裕があれば、冬場に、伸びすぎた枝を切り詰めたり、特に目障りな枝を切り取って樹形を整える程度にします。 スペースが十分ないときは、冬期に強剪定をして樹形をコンパクトにして育てます。思い切って剪定しても、問題はありません。 肥料 幼木のときは、冬場に寒肥として、油かすや緩効性の化成肥料を施します。生育が旺盛なので、成木になれば肥料はほとんど必要はありません。 病気・害虫 特にはありません。 |
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