スイカズラ |
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
【スイカズラについて】 |
||||||||||||||||
スイカズラは、日本、中国、台湾などが原産のスイカズラ科スイカズラ属の常緑つる性木本です。別名のキンギンカ(金銀花)は、花色が白から黄色に変わるので、白と黄の花が咲いているように見えるところからきています。花の形も独特です。 スイカズラの「スイ」は、花の甘い蜜を吸うときの唇の形に花冠が似ていることに、また、「ニンドウ(忍冬)」は、冬に葉を落とさないことに由来します。 栽培されることは少なく、カタログなどにもあまり出てきませんが、丈夫で、花に芳香もあるので捨てがたい魅力があります。 【栽培メモ】 以前に苗木を買ったものの、庭に植えてつるを這わす場所がなく残念な思いをしたことがあります。 【育て方は下へ ↓ 】 |
||||||||||||||||
【スイカズラの概要】 |
||||||||||||||||
樹高 半つる性で、3〜4mに伸びます。 花 5枚の花びらの内4枚は上側に反り返り、1枚は下側に開いた独特の形をしています。花色が白から黄色に変わるので、白と黄の花が咲いているように見えます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性、耐暑性があり丈夫です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Lonicera・・・・・16世紀のドイツの植物採取家 A.Lonitzer への献名です。 japonica・・・・・「日本の」 |
||||||||||||||||
【主な種類と品種】 |
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
【 育て方 】 −私はこう育てる− |
||||||||||||||||
栽培のポイント ※ 2〜3月に混みあった枝や不要な枝を切り詰めます。 植え付け ツルがよく伸びますので、庭植えにしてアーチやフェンスに絡ませて栽培しますが、大型の鉢を使えば、アンドン仕立てにして栽培できます。 植え付けは、3〜4月ごろが適期ですが、ポットや鉢に植えられている場合は、秋に植えても差し支えはありません。 庭に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 鉢植えで育てる場合は、アンドン仕立てにして、だんだんと鉢を大きくしていきます。 鉢植えの用土 丈夫ですので、さほど用土は選びませんが、赤玉土、鹿沼土、腐葉土(又はバーク堆肥)を4:3:3程度に混ぜたものなどを使います。 植え場所・置き場所 庭に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 鉢に植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。ただし、夏場は、半日陰に置いて鉢が乾きすぎるのを防ぐようにします。 植え替え 鉢植えの場合は、鉢が小さいときは毎年、大きめの鉢やプランターに植えているときは2年に1回を目安に植え替えをします。 鉢から抜いて、表土と根鉢の古い土を適宜に落として、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、少し多めに古い土を落として植え替えます。 日常の管理 ツルが伸びるにしたがって、枝を誘引をしていきます。 剪定 2〜3月に混みあった枝や不要な枝を切り詰めます。生育は旺盛ですので、強く剪定しても大丈夫です。 冬の管理 耐寒性がありますので、鉢植えも戸外で冬を越します。 ふやし方 挿し木でふやします。7月ごろに鹿沼土などに挿します。 肥料 庭に植えたときは、特に肥料を与える必要はありません。鉢植えは、春先と5〜6月ごろに緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 特にありません。 |
||||||||||||||||
このページのトップへ 一覧に戻ります。 |