スイートアリッサム |
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【スイートアリッサムについて】 |
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スイートアリッサムは、地中海沿岸地方原産のアブラナ科ニワナズナ属の秋まき一年草です。本来は宿根草ですが耐暑性が弱く関東以西の温暖地では宿根することができません。 アリッサムという名前が付いていますが、黄花アリッサムとも呼ばれるアリッサム・サクサティレとは別属になります。 花は小さいですが株を覆うほど非常に密に咲いてくれます。また、花期がたいへん長いこともあって、花壇やプランターなどいろいろな場所に植えられています。花の香りは、強いとまでは言えませんが、その名のとおりよい香りがします。 【栽培メモ】 タネから育てる場合、発芽後の生育がゆっくりです。比較的早くタネを播いた場合は、冬が来るまでに、なんとか花壇に植え付けできましたが。逆に、タネを播く時期が遅れたときは、そこまでの大きさにはなりませんでした。 このときは、春先までビニールハウスで苗を育てて春先に花壇に植えました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【スイートアリッサムの概要】 |
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草丈 小さな花を株一杯に咲かせます。草丈は10〜15p程度と低く、カーペット状に横に広がっていきますので、花壇は勿論、鉢やプランターなどで栽培するのにも適しています。 花 4弁花で1輪の花はごく小さいですが、写真のように株を覆うように咲きます。 花色は、白花をよく見かけますが、桃、赤紫などもあります。 耐寒性・耐暑性
耐寒性がやや弱く、耐暑性もありません。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:やや難しい ※ 苗から育てる場合:やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Lobularia・・・・・ギリシャ語の lobulus (小さいさや)が語源です。 maritima・・・・・「海辺の」、「海岸の」 |
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【主な種類と品種】 |
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なお、アリッサム・サクサタイルは、近縁種でマケドニア原産の多年草です。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ タネから育てる場合は、播く時期が遅れないようにします。 タネまき タネから育てる場合は、寒冷地を除き、通常、9月中旬〜10月上旬に箱まきし、タネが隠れる程度に軽く覆土します。 発芽後、本葉が3〜4枚のころにポリポットに移植して苗を育てます。ただし、苗の生育が非常にゆっくりですので、冬が来るまでに定植できる大きさの苗に育てるのがやや難しいと言えます。 そこで、寒くなってきたらフレームなどに苗を入れて育て、春になってから定植します。 植え付け 酸性土壌を嫌いますので、花壇に植える場合は、植えつけの1週間ほど前に苦土石灰を1u当たり100gほど撒いて耕しておきます。 タネから育てた場合、花壇に植える場合は、通常は春になってから定植します。直根性なので、定植時に根を傷めないよう注意します。 関東以西の温暖地では、秋に定植して、冬場は不織布などでトンネルをする方法もありますが、その場合は、涼しいところで早まきをして、早めにしっかりした苗に育てる必要があります。 花壇に植える場合は、腐葉土若しくはバーク堆肥を1u当たり10Lほど入れて、化成肥料と一緒に庭土とをよく混ぜてから植え付けます。花色を使い分けると、きれいな模様を描くことができますので、少し広い面積に植えることのできる人は試してみるのもよいと思います。 園芸店やホームセンターには、早い時期から、記憶では11月頃から花付きの苗が出回っていますので、プランターや鉢に植えるときは、これを買ってきて植え付ければ、早くから楽しめます。 鉢植えの用土 鉢やプランターの用土は、市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置きます。 株間 横に広がっていきますので、花壇に植える場合は、20〜25p程度とします。 径の大きな浅底の丸形プランターに3株植えると、大きな株のようになってけっこう見栄えがします。60cmのプランターの場合は、3株ほど植え付けます。 日常の管理 鉢やプランターに植えた場合、あまり過湿にならないように管理します。 夏の暑さに弱いため一年草として扱われますが、本来は宿根草ですので、夏越しできるところは、花後に軽く刈り込めば、秋にも花が楽しめます。 冬の管理 耐寒性がやや弱く、霜に当たると傷みますので、秋に花壇に植えた場合は、不織布でトンネルをするなどして霜除けをします。 鉢やプランターは、霜の当たらない軒下などに置いて育てます。 肥料 花壇に植えた場合は、植え込み時に、化成肥料を1u当たり50gほど入れて庭土とよく混ぜておきます。 鉢やプランターの場合は、植えつけ時に緩効性肥料を与え、暖かくなったら液肥を月2〜3回与えます。 病気・害虫 アブラムシに注意するぐらいで、そのほかには特に被害を与える病害虫はありません。 |
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