スノードロップ |
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【スノードロップについて】 |
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スノードロップは、フランスからコーカサス山脈が原産のヒガンバナ科マツユキソウ属の秋植え球根です。早春に開花することや可憐な姿から根強い人気があります。一見すると、花弁のうち外の3枚が大きいので3弁の花のように見えます。 スノードロップとしては、主にヨーロッパ西部に自生しているリバリス(G. nivalis)と小アジアに自生しているエルウェシー(G. elwesii)がよく知られています。このうち、国内で流通しているスノードロップのほとんどは、葉や花が大きくて丈夫なエルウェシーです。 なお、スノーフレークをスノードロップと間違える人がいますので注意します。 【栽培メモ】 プランターに植えて育てると、1月に入って、ぼつぼつ咲き始めます。残念ながら、温暖地ということで、球根の肥大が思わしくなく、翌年も同じように咲かせるのは容易ではありませんし、球根が増えるというところまでいきません。 それでも、冬から早春に咲くスノードロップの花には、なんとも言えない魅力があります。 |
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【スノードロップの概要】 |
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草丈 草丈は10pほどのごく小型の球根です。 花 早春に白い花を1輪だけ下向きに咲きます。内側の花弁に緑の斑が出るところが特徴です。 耐寒性・耐暑性
その名のとおり耐寒性は強いですが、夏は休眠します。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:比較的やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:(温暖地では)やや難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Galanthus spp. 学名の説明 Galanthus・・・・・花色に由来するギリシャ語の gala(牛乳)+ anthos(花)が語源で、乳白色の花という意味です。 nivalis・・・・・「雪の」、「雪の多い」 elwesii・・・・・19世紀のイギリスの植物採取家の Henry John Elwes への献名 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 鉢植えは、日当たりのよいところで育て、花後は半日陰に移します。 植え付け 花壇でも、鉢やプランターでも楽しめますが、コンパクトな草姿ですので鉢やプランターでの栽培に向いています。 球根を入手したら、すぐに鉢植えすることをお勧めします。ただし、入手した時期が早い場合は、ピートモスなどに埋めて涼しいところで保管し、9月下旬〜11月上旬ごろに植えつけます。 酸性土壌を嫌いますので、花壇に植える場合は、植えつけ前に苦土石灰を撒いて、庭土とよく混ぜておきます。植え付ける際は、腐葉土(又はバーク堆肥)を入れ、庭土を深さ20cmほど耕してから植えつけます。 鉢植えの用土 水はけのよい用土を使います。赤玉土、パーライト(軽石砂)、腐葉土(又はバーク堆肥)を5:2:3程度に混ぜた用土などが一例です。 植え付けの深さ 植え付けの深さは、花壇に植えるときは3cm、鉢やプランターの場合は1〜2cmほどが適当です。 株間 花壇に植える場合は3〜5cm、鉢植えの場合は6号鉢に10球程度植えつけます。 通常は1つの球根から咲くは1輪だけですので、間隔をあけすぎると、花の咲く時期がまだ寒いころでもあり、なんだか寂しい感じになってしまいます。 ですから、ある程度まとめて植え込むと見栄えがよくなります。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、冬は日が当たり、夏は日陰になる落葉樹の下が最適です。 鉢植えは、開花時期までは日当たりのよいところに置いて育てます。花後は半日陰に移します。 植え替え 花壇に植えた場合は、植えっぱなしにできますが、球根が混みあってきたら植え替えます。 鉢やプランターに植えた場合は、毎年、若しくは2年に1回は植え替えます。 日常の管理 終わった花は、早めに花茎のつけ根のところで切り取ります。 花壇に植えた場合は、夏は、わらなどを敷いて地温の上昇を抑えるようにします。 冬の管理 耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。 冬の寒さに当たることで発根、発芽しますので、鉢やプランターを暖かい部屋などに入れることは厳禁です。 鉢やプランターに植えている場合は、鉢土が乾いたら暖かい日の午前中に水やりをします。水切れは花が咲かない原因になりますので注意します。 休眠期の管理 庭植えの場合は、適地に植えてあれば3〜4年は植えっぱなしでもかまいません。掘り上げたらすぐ植えつけた方がよいので、そのことを考慮して掘り上げます。花後に掘り上げて、そのまま乾燥させるのはよくありません。 鉢やプランターに植えた場合も、休眠期に入ったら、鉢に植えたまま涼しいところに置いて秋まで保管します。完全に乾燥させるのはよくありませんので、時々軽く水やりをします。 ふやし方 分球して増やすことができます。 肥料 秋と芽が出た頃に、薄い液肥を2〜3回与える程度でかまいません。窒素肥料の過多は避けるようにします。 病気・害虫 特にないようです。 |
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